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中国迂回上場「VIE」の審査強化、香港上場も対象に=関係筋
Reuters
TANIGUCHI I
VIEスキームは中国国内の資産を海外に持ち出せないことから編み出された手法です。 日本企業も含めて米国市場に外国企業が上場する場合はその企業の株式を預託して米国市場で流通できるように米国で預託証券(DR)に変換する必要があります。法制度が違う国での株式の流通は基本この預託方法です。 しかしながら中国企業の場合、その株式を中国国外に持ち出すことは財産を持ち出すことと同義であることからできません。そこで考えられたのが、中国企業と契約を締結することで実質的に支配する会社を用意してその会社の株式を預託する方法です。これはエンロンで問題となった資本関係がない会社を連結する会計基準が利用されています。 このVIEスキームの問題点は中国法で締結されている実質的に支配するための契約です。中国法ですから中国政府の方針によって大きな影響を受ける可能性があり、その場合、預託証券の保有者の権利は十分に保護されているのか疑問です。またそもそも契約ですから、株主としての権利より弱いです。当初は中国側にとっても中国国外市場での資金調達にメリットがありましたが、中国国内での株式市場等の充実によりVIE方式のメリットは以前より薄れています。
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