島田 勝彰

このような調査において忘れてはいけないのは、「エンゲージメントという言葉の認識は、国によって違う」という視点です。諸外国と日本では、幸せの感じるポイントも大きく異なります。国別比較もひとつの指標ですが、あくまでひとつの指標に過ぎないと捉えることも大切だと思います。

「教育」はセーフティネットの役割から抜け出すことができません。より高次な追求が進めば進むほど、教育に価値を見出さない人も増えていくでしょう。一方で、環境要因によって十分に学びを得られない人は必ずいます。一言に教育と言ってもピンキリなので、バランスが重要ではないかと思います。

英語を身に付けるためには「教材よりも環境が重要である」ということを示す典型的な事例ですね。これは英語に限った話ではないと思います。多様性の観点からも、ニセコという場所には興味が湧きます。

常に目標を意識することは、部下のみならず、上司においても大切です。聞く機会、触れる機会を増やすことは、行動を促すという観点からも、効果的であると考えます。これらの機会が、日常のルーティンや仕組みに落とし込まれている組織の目標達成率が高まるのは、必然だと思います。

仕事に対して優先順位をつけることには同意しますが、重要度よりも緊急度を優先するかどうかについては、慎重な検討が必要であると考えます。 「緊急度」を理由にその業務を優先するケースは一般的にも多いかと思いますが、最も大切なのは「業務や市場に与えるインパクト（影響力）」です。あまりにも小さなインパクトばかりに目を向けても体力をすり減らすだけです。重要度や緊急度を考える前に、まずはインパクト（影響力）での分類が必要であると考えます。

教育現場における「標準化」の観点から考えれば、ChatGPTがもたらす効果はとても大きい。教師（もしくは親）の教育レベルに左右されない画一的な教育は、今後もさらに広がっていくと思う。

記事の中にある数字だけのイメージが先行するのはよくないと思いますが、間違いなくいえることはマッチングアプリ経由の結婚も「一定の選択肢のひとつである」ということかなと。 自分の趣味や価値観をすり合わせる、他の候補者として比較して相手を選ぶことができるなど、純粋な恋愛結婚よりも相手を比較検討できる環境であるので慎重な人ほど活用した方がいいかもしれません。