奥村 浩一

これは真実だと思います。収入以下で暮らすのが、資産形成の基本のき。対して「見栄」は簡単に収入以上を要求してきますから。

ひとに会うたびに「ねえ、わたしのことどう思う？　気にしてる？」って訊けばいいんですよ。 3日もやれば、あなたのことをわざわざ気にして批判がましいことを言ってくる人間は1人もいなくなります。 そう予想されるなら、実際に訊くまでもなく、他人からどう思われるかは、気にならなくなります。

庶民感情を逆撫でした時点で敗着。これを教訓にSNS自粛と情報管理の徹底が求められることになるのでしょう。

あえて申し上げますが、一般企業を対象とした「就活」を考えるなら、それ以前に「文学部史学科」はいかがなものかと思います。 もう半世紀近く昔になる、わたしの学生時代には「学部指定」というのがありまして、大手メーカーや商社は「文学部・教育学部以外」でした。旧帝国立早慶でも、です。 今はアカラサマではないでしょうけど、採用側の本音はさほど変わってはいないのでは、と思います。 ちなみにわたし自身は「文学部国文科」でした。

今現在、まさに一人旅中です。拠点であるスペイン・セビージャから、初めてのポルトガルを２週間ほどの予定で旅しています。 でも、野生動物が放浪するのとは違い、レストランやホテル、それに交通機関がちゃんと運営されていて、そういうところで働いている沢山の人たちに支えられての「一人」なんですよね。平和で（ウクライナの戦争は気がかりですが）、治安や秩序が維持されているというのも重要なことです。 これはしかし「旅」に限ったことでもなく、町での一人暮らしでも同じこと。周囲の人々に有形無形に支えられているから可能なこと。それは絶対に忘れちゃいけないと思っています。

学生時代だったら相手（男）の「将来性」を見ますよね。結婚して二人で理想の人生を築き上げよう、いっしょにがんばろう、となる。 そんな「若さ」が乏しくなったところで、さらに「現に稼いでる男から吸い取って楽をしよう」という、あさましい視線が現れてしまう。補ってあまりある性的魅力があるひとは別でしょうけど、フツーは「男ドン引き」じゃないでしょうか。

公的施設や店舗で、こども連れの母親をことさらに迷惑視したり、かれらが優遇されるのに対して、反感を露わにしているひとたちがいるんですよ。 （「子連れ様」でググるとヒットします） どういうクラスタかは想像がつくと思いますが。

バスが停まる前に席から立ったら「停まるまで立たないで」と運転手に注意されたのが腹立たしく、名札を見て会社にクレームを入れた、なんて得意げに書いてる爺さんがいました。 カスハラ多発→名札廃止という流れなのでしょう。

「民主的」の意味が共産党と、それ以外の日本とじゃまるっきり異なっているんでしょう。だから22年間も同じひとがトップでいらっしゃるわけです。 絶対に政権につけてはいけない「政党」だと思います。

プーチンさんはウクライナを「ナチ」呼ばわりしてますが、他国のこどもを大量に拉致って「再教育」することにより、他国固有の歴史や文化の継承を断絶せしめんとするやり口は、まさに「ナチ」そのものなのでは。

その「お手頃」に放り込まれるこどもの気持ちはどうなんでしょうね。 「英語力」に加えて「数学力」も、と売り込まれる親御さんのお立場は、それはそれとして。

結婚相手探しを「日本以外」にまで広げれば、お相手は100倍になります。 「日本の課題」からはちょっと外れてしまいますが、個々人にとっては考慮すべき選択肢だと思っています。 スペイン人も男女とも魅力的ですよ。相当に「キッツイ」ですけど。