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ECに勝てる地域のリアル。「ひとつ屋根の下の商店街」はどう生まれたか
老舗温泉のアトツギが巻き起こす「地域文化資本主義」への挑戦
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を担当した川内です。
和多屋別荘の小原さんの取材は、2度目でした。宿の一部がオフィスになったり、一階に魅力的なショップがたくさん入っていたり、4年前に初めて訪ねた時から大きく変化していて、老舗旅館のポテンシャルを感じました。
印象的だったのは、嬉野の茶農家さんたちとコラボしてさまざまな仕掛けをしているうちに、「旅館は○○じゃなきゃいけない」という固定概念から解放され、それが旅館を『泊まる』場所から『通う』場所へと変革するきっかけになったという言葉でした。
和多屋別荘と嬉野がこれからどう進化していくのか、興味が尽きません。
来月も、和多屋別荘の小原さんのように、地域密着で他社&他者と共存共栄を図る「地方の虎」を紹介します。お楽しみに!
WHO、マラリア予防ワクチンを初承認 「歴史的な日」(写真=AP)
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
「抗マラリア薬との併用で死者や重症者を70%減らす」ことがワクチン承認の決め手になったようですが、日本人研究者の赤畑渉さんが開発中のマラリアワクチンは、アメリカ陸軍の施設で行われた治験で100%の予防効果を示しました。(治験の様子はNHKのサイエンスゼロで報じられました)
コロナ禍で遅れているアフリカでの大規模な治験が進めば、今後数年のうちに、毎年マラリアで亡くなっている40万人以上の命が救われるようになるかもしれません。
現在、コロナワクチンの開発にも挑んでいる赤畑さんの半生について、こちらに書きました。よかったらご一読ください。
「マラリア、デング熱、コロナ、がん──新型ワクチン開発で世界を救うワクチン研究者・起業家の軌跡」
https://signal.diamond.jp/articles/-/804
「廃棄野菜のクレヨン」で一発逆転シングルマザー
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いた川内です。
こちらは、昨日発売の新著『ウルトラニッチ 小さな発見から始まるモノづくりのヒント』収録記事の短縮版です。
https://amzn.to/3oa4Z47
廃棄野菜で色付けした「おやさいクレヨン」生みの親、木村さんの知られざる壮絶な半生。今までどのメディアにも明かしていなかったこの話を書かせてくれたことに感謝です。
デザインもコンセプトも優しくて素敵なおやさいクレヨンは、虐待サバイバーで、自ら「ワーキングプアだった」と語る木村さんにとって起死回生の商品になりました。
この記事を書いた時、木村さんが言ってくれた「私の経験が誰かに勇気を与えてくれると信じています」という想いが、たくさんの人に届いてほしいです。
月面で食料生産、長期滞在へ 政府プロジェクト起動
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
これは!イエバエベンチャー、ムスカの出番ですね。
なにせ、ソ連時代の科学者たちが「火星到達」を目指してあらゆる実験を繰り返した結果、生み出されたのが1200世代かけ合わされたスーパーイエバエ。
狭い空間でも生きながらえるタフな幼虫はあっという間に人間の排泄物を食べ尽くし、その幼虫の排泄物が超良質な肥料に、幼虫を乾燥させると超良質なタンパク質になるという、一虫三役をこなすエリート。
今やこのスーパーイエバエを有してるのは世界でムスカだけ。宇宙時代に日本のベンチャーが脚光を浴びるかもしれない。
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/21911
大坂なおみに罰金1万5000ドル 拒否続けば大会追放、GS出場停止も
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
大坂さんの目的はなにかを勝手に推測します。
僕は海外メディアに詳しくないので日本メディアを例に挙げると、日本人の記者はしばしばスポーツ選手の会見で本筋ではない、場違いとも思える質問をします。
例えば、↓のブログにあるような形です。
(検索したら見つけたものです)
http://www.kagayagolf.com/melway/mel115.html
ゴルフのジョーダン・スピース選手の会見で、日本人記者が2週間前に行われた松山選手のプレーオフについて尋ねたと。もちろん、ジョーダン選手にとっては、なんの関係もない質問です。
スポーツの会見の裏側では、はこういう「なんで今その質問?」という場面は、少なくありません。
こういうのもありました。
↓
「トリプルアクセルに声をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?」――。浅田真央選手の引退記者会見でNHKアナウンサーが発した質問に賛否両論が巻き起こったようだ。
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO17183650R00C17A6000000/
大坂さんについても、下記の記事を見つけました。
【大坂は、プライベートでは人気ラップ歌手YBNコーデーとのラブラブぶりが話題になっています〜】
https://www.nikkansports.com/entertainment/column/chitose/news/202102230000178.html
試合後の会見で、「彼氏に伝えたいことは?」と聞いている記者の姿が目に浮かびます。
大坂さんは恐らく、大会や自身のプレーについて質問されるのを嫌がっているのではなく、上記にあるようなプライベートや場違いな質問に嫌気がさしていると推測できます。僕はメディア側の人間ですが、その気持ちは分かります。
大坂さんは、最終的に記者会見に復帰するでしょう。しかし、今回の行動で自分の意志をしっかり示したことで、記者側の質問内容のハードルが高くなったはず。それが彼女の目指したところではないかなと、メディアの端くれとして思います。
NORMAL
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