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「優等生」ベトナムはポストコロナの勝者となるか
フロンティア・マネジメント
中国、テクノロジーに150兆円投資へ-米企業抜き世界の主導権狙う
Bloomberg.com
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
私が9年前に上海に渡った時、スマホも普及し始めてました。日本はスマホデバイスが出てきたばかりの時期です。 地下鉄は年を追うごとに静かになり、通勤は上海以外の地域から来る人々を除けば、静かな空間に変わり始めたものです。 今、上海はじめ中国各地もスマホ1つでできることが増え始め、それに関わる人々の生活、思考、習慣、教育、そしてキャリア設計に大きな影響を与えました。 今は日本で学んだ留学生すら、まず第一希望は日系企業ではなく、中国EC企業を目指す時代です。 この10年近くの人々のITリテラシーへの変化、また格差を仕方なしとしても国を一丸となって進歩させる事を優先させる政策は、なかなか現代日本では同様にできないものを感じています。 日本でも時代の変化を好き嫌いは関係なく、冷静に見極め行動していくことが求められるでしょう。 私は人の話や噂だけで判断する人間になりたくないので、直接中国上海をはじめとした華東地域や中国シリコンバレーの深センを知り仕事をして、そういった感覚を学べたと思います。 アフターコロナの時代、日本だけを知る感覚では判断を誤る恐れもありますが、1人1人がネットやメディア、それら以外の情報から判断していく時代が加速するでしょう。 経済だけでなく、国際政治、地政学、軍事で回る世界をどう受け止めて取り組んでいくかが問われると、日々感じています…
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日本の優秀な人材が、なぜ今アジアに集まるのか
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
私は上海で働いた経験から、単に日本に飽きたからといって行くのはおススメしないが、自分を成長させることに貪欲で新たなチャレンジがしたい方にはオススメ。 忘れてはいけないのは、現地採用の場合、駐在員と違い育成を兼ねた採用ではないという事。 外国人である自分がこの国、この会社、このボスから何を求められ、何の成果を期待されているかを明確に意識していないと、社会や会社の凄まじい成長には付いていけない。 まずは前提として、所詮「私達は外国人」であると思えるかどうかが、その後のキャリアを決めると断言してもいい。外国人助っ人と同義。メリットがあるから雇われている。海外は総じてコストパフォーマンスが大事で、それを証明し続けないといけない。その席を狙う優秀な人材もまた世界中から来る… これらはほんの一部だが、中国やベトナムで多くの現地採用日本人を見てきて現地で成功する前提として言えること。日本と同じ感覚、同じ性善説で物事を見たり判断する事が1番危ない。 しかし、リスクを踏まえてチャレンジすれば対策があるので上手くいく。最後は自らの決断を「正解にする」とおもえるかどうかで決まる…
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日本の公共交通「料金高い」 訪日客SNS分析
日本経済新聞
外国人労働者、陰る日本の魅力 韓国・台湾と争奪
日本経済新聞
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
確かに日本の魅力は減ってます。特に給与に関しては、評価制度の不透明さ(結局上長のさじ加減次第)も相まって、かなり不人気になっているのは事実です。 私も以前日本への人材招聘事業を手掛けたり、中国にいた時期は上海や華東地域の日系企業からよくご相談を頂きましたが、給与データを知らずに設定する賃金テーブルと本社裁量が大きい評価体系が、欧米企業や中国企業への人材流出を招いていました。 今は海外からの労働者側からもそもそも日本行きを選択肢に入れないという事になってしまったのですね… 当然、能力の前に日本語が必要になるので、そもそも日本語学習者から選ばなければいけないというパイの少なさも影響しています。 そのパイの中から選ばれた外国人が日本で働くには、日本語、日本人の労働観、職業意識、給与の魅力の低さ、評価体系の不透明さなどハードルがとても高いので(細かい事を言うと、不動産一つ借りるのも面倒)、日本側で外国人向け評価体系などの準備や日本人側の変化が少なからず必要かもしれません。 「ここは日本だから外人が変われや」では、この国は世界から置いていかれるのではないかと思います。 60億のうち1億の人口に過ぎず、市場規模も減少している日本の魅力を作るのも、また我々日本人なのです。 私は最近周りに言っています。「日本でくすぶっているなら、外国人になりにいけ」と。 私も一度海外で外国人になった経験が彼ら日本に来ている外国人への理解に繋がりました。 まずは1人でも多く海外を知る日本人が増えてくれば良いと思います。そうして少しずつでも日本、日本人社会に変化が生まれて来る事を願っています。
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【EU離脱】えっ今さらその言葉をググるの? 離脱に投票し後悔する人たち
BuzzFeed
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
世代間、地域間で享受する利益が違う中で、やはり制度自体を見直す必要があると感じる… UK離脱派は、あくまでEU相手のビジネスは関税がかかるだけになると捉えていたが、ドミノ離脱を恐れるEUは、UKを締め出す方向へ向かう可能性がある。 今まで通りを認めると、離脱してもしなくてもあまり変わらないと見た他のEU加盟国が離脱し始めるからだ。WTOは機能しないかもしれない… そうなると、おそらく行くところのなくなったUKに孤立感を深めていたロシアが接近する可能性が高くなる。つまりヨーロッパに新たな構図が生まれる… この影響は間違いなく日本にもきて、直接的にはこの構図のどちらかに入るか?という課題が来る可能性がある。単に経済的な課題だけでなく安全保障にも関わってくる… ただ、当の投票者たる国民は、この記事にあるようにそこまで考えて投票しない。TVやネットなどの情報入手手段に限られているので、扇動にも乗りやすいためだ。国民に中長期的な国益判断は現実的には難しい… 国民投票にはここまでの影響力がある。民主主義国家としては重要な選択肢だが、使いどころを誤ると国益を損なう選択にもなりうる。 私がいた中国もこれをチャンスと捉える向きが強い…
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iPhone製造のFoxconn、6万人の労働力に大ナタ、ロボットが人間に取って代わる
THE BRIDGE
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
私が華東地域を回っていた頃、ホンハイグループのフォックスコン(富士康)は、圧倒的な労働力を背景に周辺工場の人員を飲み込んでいた…。 それからわずか数年でいきなりロボット化。しかも50%程を人員整理… 今や人件費は高く、労働法の労働者保護政策化により人材採用は容易な選択とはならなくなった。中国は無期雇用があるためだ。 しかも、人件費は毎年8%以上上昇する上、年々複雑化する労務管理となると、企業がロボット化を志向する傾向も頷ける。 反面、フランスのように更に保護政策を進める国もある。転職する力がある優秀人材は、人員整理の際は真っ先に退職勧奨を受ける。これは法律の影響だが、強すぎる労働者保護政策により、フランス企業は急速に国際競争力を低下させている。 また、失業率が10%程あり全く改善しないが、これは経営者側が解雇規定が厳しいため、安易に雇えなくなっている事が原因となっている。 しかし、それが原因で議会が労働法改正に動くと、今度は全国的デモやストライキになるというわけだ。一度得た既得権益を手離すのは誰しも嫌なのだろう… 企業を成長させ支えるべきメンバーがその組織ビジョンを共有せず、自分の都合だけ言う環境になれば、企業が力を失うのも仕方ない。 そうなると、単に働く場を提供することだけが、その企業の社会的存在意義になってしまう。 自ら仕事を創り出す事もなく、ただ与えられる仕事のみをこなす…そして給料をもらう。仕事の業績は問わない。 これでは、頑張る必要がないので自ら考え仕事を創り出す人材も生まれてこない。結局、企業競争力は低下する。 それに比べロボットは経営者から見れば、クリエイティブ性はまだないが、作業を間違いなくこなし、夜も変わらぬコストで作業を遂行する。労務管理も必要なく、組織の中から崩される心配もない。 経営者側のみに立つのも労働者側のみに立つのも良くはないが、労働法が強くなり片側に振れようとしていたバランスが、今度は技術革新により逆側に振れようとしている… この記事は、こういった社会背景の変化に警鐘を鳴らすものであるのかもしれない…
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リニア全線開業前倒しへ 財政投融資活用を検討へ
NHKニュース
菅野 直純株式会社セレッジ 代表取締役
国にも色々意図があるだろうが、ハイパーループなどの新テクノロジーが出てくる中で、30年後の全面開業は少々時代が変わっていそうな気がする… 今から見たら1986年と2016年にも大きな違いがあり、まずはこの間にPCに始まり、インターネット、携帯電話の登場で社会は劇的に変わった。 自動車も今や自動運転が開発され、ロボットが工場を動かす時代に突入している。 30年前に、Microsoftやグーグル、アマゾン、アップル、テスラ、Facebookなどの隆盛はあまり予想されていなかったと思う。まして、アジアからも新興企業が多く登場し、新市場が広がる中で、新テクノロジーの開発を進めている。 インフラは生命にも関わる分野だから慎重に進めるのは理解できるが、開業時にはすでに旧テクノロジーとなっている事も考えられないわけではない。それほどここ10年のテクノロジー変化のスピードが速すぎる… 多くのエンジニアが国家間を移動する現代にあって、今や技術開発は国際間の競争でもある。 リニアもいずれ世界に売ることを視野に入れるなら、国際間の競争スピードを意識しないわけにはいかないだろう。 国を入れて開発、開業を早められるなら、民間、国家問わず早くした方が良いと思う。ネットインターフェイスや家電で抜かれた日本の状況にならないとはいえない…
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【新】なぜ今、地政学なのか
NewsPicks編集部
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