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【SONY・25歳】大企業で、どうやって自分らしい仕事を見つけるか?
山中 康史Face2communication株式会社 代表取締役社長
弊社は、就活についての学生サイド・企業サイドの様々な問題点を洗い出し、根本的な見直しを提言していく学生企業をサポートしていますが、日本では社会経験の実績もないのに新卒だからというだけで優先的に採用が行われるなど、日本の就活制度は非常に多くの問題を抱えていると感じています。
一方、JOB型採用は企業にとっての即戦力採用なのですが、逆に言えば他に魅力的な企業があればJOB経験を活かして流出する可能性を孕んだ制度です。
ソニーと言えども、思い描いた企業像と実態が異なると感じたり、自分の活躍・成長できるフィールドが他に見つかれば、いつでも流出する時代なのです。
もはや企業は、社会保険料や福利厚生費やオフィス賃料を支払ってでも“雇用すること”自体を考え直さねばならないのです。
電通が始めた個人事業主制度の究極の姿は、フリーランスの集合体で企業がアメーバのごとく様々な顧客ニーズにベストフィットする商品・サービスを提供する形で事業展開をしていくことだと思います。
そうなることを展望すれば、もはや就活といった次元の議論ではなく、全てはスキルを持ち、経験を積み、実績を持っている者に仕事が集まる時代が来るということなのです。
そこに新卒の優位性など全く無いし、現在の学生の就活の姿とは全く異なるキャリアの選び方が広がっているのだと思います。
顧客ニーズが変化するスピードが早い時代では、「何かを保有する」ことのリスクが極めて高まるため、車・オフィス・家などを保有しないシェアリング・エコノミーが進展してきています。
同じ観点で、企業も人を保有する=雇用するリスクを最小限にするリスク・マネジメントを行う必要があるのです。銀行など古い体質の企業は今その最も大きな問題を抱えているのです。
人材のシェアリング・マネジメントが激変時代の企業の生き残りと成長を支えるのです。
勿論採用する必要のある職種・部門もありますが、そうだとしても、企業も学生もジョブカードや形ばかりの面接、形ばかりの短期インターンではなく、長期のインターンで徹底してお互いに適性を確認することが必要なのだと思います。
早期リタイア「FIRE」とは? 引退後の「経済的自立」をめぐる若者と中高年の共通点
山中 康史Face2communication株式会社 代表取締役社長
欧米では仕事=罰ととらえる向きがあり、できるだけ早くリタイアして、趣味に生きたりボランティアしたりという生活を理想とする考え方をする人がもともと多く、その考え方はfireの考え方の根底に流れているのだと思います。
それが果たして日本人に浸透するとはあまり思えないのですが、一つの人生の捉え方としてありだとは思います。
ただ、それもその後の人生をどう有意義に生きるか?によるのであり、早期退職すればいいというものでもありません。
そらに言えば、簡単に資産運用でリタイア後の資産を育成すると言いますが、これからの時代、資産運用で資産が増える保証などどこにもないことをよく理解する必要があります。
ロボットアドバイザーに資産運用を任せるだけで、何も知らなくても勝手に資産が増える宣伝が公然となされていますが、私は極めて如何なものかと思っています。
日本株は失われた20年間投資しても資産は増えなかったのです。
米国株が上がり続けるなど誰が確信できるでしようか?
世界の経済が中国を中心に回る日が来ないとも限らず、米国の経済力が今後も拡大し続けることなど、何の保証もないことをよく認識する必要があります。資産運用というものを安易に考える風潮には大いに警鐘を鳴らしたいと思います。資産運用の知識と経験を積むことがとても大事なのです。

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