Picks
43フォロー
72フォロワー


【解説】「IBD」という難病に、創薬“以外”で出来ることとは
中山 透日本アイ・ビー・エム株式会社 担当部長
20年ほど、この病気とお付き合いをしています。
ここで書かれている患者にとっての辛さは非常に共感できます。
生活に密着する事で患者の負担を理解するという事の重要性がよく分かります。
この病気は再燃と寛解を繰り返し、決定的な原因が分からない。
というのがこの病の難病たる理由です。食事を我慢しても治るわけではない。薬によって症状は抑えられコントロールできるケースもあるが、薬をやめる判断は出来ず一旦飲み始めたらやめられない。という辛さがあります。
症状が安定していても2,3ヶ月に一度病院に行き、血液検査と検便をして薬を処方してもらいます。難病の医療券があるので月の上限金額は3万円以上はかかりませんが、3万円が2,3ヶ月に一度出費がかかります。仕事は午前半休します。
更に、年に一度は大腸内視鏡検査をして悪性化のリスクや炎症状態のチェックも必要です。
入れる医療保険や生命保険もとても限定的です。住宅ローンを組むのも一苦労です。
私は軽い方なので幸せに暮らしていますが、様々な辛い思いをされている患者さんの負担が少しでも軽減されるといいなと思います。
「デジタルヘルス」に賭けるフィリップス、その勝算は
プライシングが未来を決定する──「価格3.0」時代に企業、個人はどう対応すべきか
中山 透日本アイ・ビー・エム株式会社 担当部長
一物一価というのは自動車産業における原則として習ってきました。
振り返ると
・原材料となるものがシンプルで安価
・物が世の中に不足していて、作れば売れる
・大量に作って売るので、平等であることが顧客信頼のベース
という様な時代背景だった様に感じます。
今は、
・半導体、バッテリー、ソフトウェアなどの部品や素材が複雑で高付加価値
・マーケットは飽和している
・飽和しているので、売り方や使われ方を顧客に合わせて提供することが顧客信頼のために必要
となっていますね。
顧客の価値観は時代とともに変わり、ビジネス原理原則も時代に合わせて変えていかなければなりません。

NORMAL
投稿したコメント