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【核心】イスラエルの戦争が終わらない「本当の理由」
NewsPicks編集部
キアラシ ダナNewsPicks 記者
米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ・リポート」はとても勉強になるので毎月目を通しているのですが、4月号はなかなか強烈な見出しが並んでいて驚きました。 トップに掲載されていたのが「イスラエルの自滅を回避するには」という論考。イスラエルの有力紙ハアレツ編集長によるものでした。 そしてイスラエル元首相のエフード・バラック氏の論考が続き、タイトルは「イスラエルはどこに向かうのか ネタニヤフとの決別を」というものでした。 共通しているのは、イスラエルの内部から現在のネタニヤフ政権を痛烈に批判している点。バラック氏は「この戦争はイスラエル政府の戦略的無能さ、リーダーシップの欠如を露呈させた」とネタニヤフ政権をばっさり。ネタニヤフ氏について「ナルシスト的で、人を操る、短絡的なアプローチ」と凄まじい切り捨て方をしています。 色々なパースペクティブはありますが、ネタニヤフのガザでのやり方、そしてイランまでもを巻き込む戦略は決してイスラエル国内でも人気がないということです。 ではなぜ、ネタニヤフはそんな人気のないことを続けているのか。彼自身の問題がかなり影響していそうです。イスラエルの行動について、専門家への取材も通じ分析を試みました。ご高覧ください。
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イランがイスラエル報復攻撃、200超の無人機とミサイル 安保理開催へ
Reuters
キアラシ ダナNewsPicks 記者
去年10月のガザ開戦以降、最も恐れられた事態が現実になりました。紛争はこれまで、表面上はイスラエルという「国家」対ハマス(限定的にヒズボラやフーシなど)という「組織」の形で行われましたが、ついにイランが紛争の当事者になりました。 今回、報復自体は避けられないと考えられていました。まだイスラエルの詳細な被害はよく分かりませんが弾道ミサイルや大量のドローン攻撃のようですね。ドローンはイスラエル軍が迎撃戦闘でかなり落としたようです。 唯一の救いはイランのリミッターが外れてないということ。今回の件はもともと、先週シリア国内のイラン大使館領事部が空爆され、革命防衛隊の高級幹部が複数殺害されたことへの報復です。イランは現時点で「今回の報復は、これで終わりでいいだろう」「イスラエルがこれ以上の過ちを犯すならもっと厳しく反応する」「これはならず者のイスラエルとイランの問題だ。アメリカは引っ込め」などというメッセージも出しています。 もちろん今後の注目はイスラエルがどう反応するか。イラン本土に攻撃となると、一気にエスカレーションラダーを上ることになります。 ※イランの国連代表部X https://twitter.com/iran_un/status/1779269993043022053?s=46&t=EGizO5V8lq18nl6AlYjYMQ
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イランがイスラエルへのドローン攻撃開始 現地メディア
毎日新聞
キアラシ ダナNewsPicks 記者
去年10月のガザ開戦以降、最も恐れられた事態が現実になりました。紛争はこれまで、表面上はイスラエルという「国家」対ハマス(限定的にヒズボラやフーシなど)という「組織」の形で行われましたが、ついにイランが紛争の当事者になりました。 今回、報復自体は避けられないと考えられていました。まだイスラエルの詳細な被害はよく分かりませんが弾道ミサイルや大量のドローン攻撃のようですね。ドローンはイスラエル軍が迎撃戦闘でかなり落としたようです。 唯一の救いはイランのリミッターが外れてないということ。今回の件はもともと、先週シリア国内のイラン大使館領事部が空爆され、革命防衛隊の高級幹部が複数殺害されたことへの報復です。イランは現時点で「今回の報復は、これで終わりでいいだろう」「イスラエルがこれ以上の過ちを犯すならもっと厳しく反応する」「これはならず者のイスラエルとイランの問題だ。アメリカは引っ込め」などというメッセージも出しています。 もちろん今後の注目はイスラエルがどう反応するか。イラン本土に攻撃となると、一気にエスカレーションラダーを上ることになります。 ※イランの国連代表部X https://twitter.com/iran_un/status/1779269993043022053?s=46&t=EGizO5V8lq18nl6AlYjYMQ
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トランプ氏、終戦へ領土割譲案 クリミアやドンバス、米報道
共同通信
キアラシ ダナNewsPicks 記者
一見、硬直してしまった戦争状態に風穴を開ける画期的なものに見えるかもしれないが、個人的にはあまり意味のある解決策には見えない。 政治的には、国際法を破って隣国に侵攻したロシアが領土を拡大することは冷戦後の世界において極めて悪しき前例になる。(西側が「領土は奪われたけど、戦争が終わってよかったじゃないか」と言って溜飲を下げるなら、それは台湾を虎視眈々と狙う中国や他の現状変更勢力への間違ったメッセージにもなる。) 政治的に受け入れがたいのはロシア側から見てもそうで、ロシア軍は今ドンバスとクリミアだけでなくザポリージャやヘルソンの一部も占領下に置いている。ウクライナにとって領土割譲が政治的に大ダメージになる一方、ロシアにとってはウクライナ軍の猛攻に耐え抜いて占領を続けてきたザポリージャやヘルソンを手放すということになり、プーチンが受け入れるとは考えにくい。 領土を割譲の上で停戦したとしても、次の戦争を起こさせないために重要なのは、ウクライナが強力な抑止力を持つこと。言い換えるならNATOに加盟させて核抑止の傘下に入れること。これはゼレンスキーにとっても飲めなくはないのかもしれないが、そもそもトランプはNATOを最大限に軽視する大統領だったので、やっぱり領土割譲案が有効とはあまり思えない。
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