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「トゥキュディデスの罠」 - 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?
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奥野 一成農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC) 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)
「トゥキュディデスの罠」 覇権国と勃興国のGDPが逆転するときに軍事衝突が起こるというハーバード大学アリソン教授の仮説です。 1870年の普仏戦争は勃興国プロイセン(独)とフランスの衝突、1918年の第一次世界大戦は世界の覇権国イギリスと一流国にのしあがったドイツの衝突・・・。 米中対立も同じ文脈でとらえられます。2020年代にこのままいくと、アメリカと中国のGDPが逆転するといわれています。トランプ政権の時には経済的な対立が目立ってましたが、バイデン政権になってからは、より先鋭化してきました。先のアラスカでの米中会談は象徴的な出来事として後世では語られるでしょう。 1980年代以降の日本と同様、アメリカの中国に対する締め付けは国家レベルになり、周辺国を巻き込んでますます厳しさをまし、中国はどこまで耐えることができるのか。共産党と民主主義は共存できるのか。 軍事的衝突や領土侵略のメリットが100年前に比べて格段に小さくなっている現代において、全面的な軍事衝突が起こる可能性は低いものの、そのぶん経済戦争が激しさを増すことは当然の帰結と考えます。 何に投資するのか(株式、不動産、債券)、どの地域に投資するのか、そもそもどこが安全なのか、ということを考える10年になることでしょう。 歴史を学び、自分の頭で考えることが今ほど必要な時代はないですね。
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