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【必修】4つの視点でわかる「日本の男女格差」のイマ
浜田 敬子フリーランス ジャーナリスト
先行研究でも明らかになっていますが、日本の女性の離職理由は実は「出産や子育て」ではなく、「やりがいのある仕事をさせてもらっていない」こと(保育環境が整っていないアメリカなどはむしろ「出産・子育て」が離職理由の第1位)。退職時期がたまたま育休復帰後だったりするので、出産理由とされてしまいがちですし、本人も会社にはそう伝えているのかもしれません。
ですが、育休から復帰した途端、戦力外とみなされ、やりがいのある仕事、重要な仕事から外され、キャリアが停滞しまい、「何のためにここまで大変な思いをして働いているのか」とキャリア迷子になってしまう方が実は離職理由としては大きいのです。
そして一旦離職した女性たちはなかなか正社員として再就職がかなわず、非正規社員化していまい、賃金も抑えられてしまう。
これも先日発表された21世紀職業財団の調査で、出産後も自身のキャリアを前向きに捉えている女性たちは、若いうちに「一皮剝ける仕事をしている」率が高いということも明らかになっています。日本のダイバーシティ経営が両立支援制度や職場環境の整備だけで止まっていると、なかなかジェンダー不平等は解消されないと思います。
東大ブランドの危機、林香里新理事が語るステレオタイプの罠
浜田 敬子フリーランス ジャーナリスト
東大の新執行部の過半数が女性になった、という動きは、日本のジェンダー平等を実現していく上で非常にインパクトがあると思い、新理事に就任された林香里先生に取材しました。
背景には大学もグローバル化する中で、教授9割、学部生8割が男性という環境が海外の大学からは非常に奇異に見られていたとこと。この10年、東大は女子学生を増やすためにいろんな対策を講じてきましたが、それが効果をあげていないという危機感もあったと。
「組閣」は藤井総長の決断だったとも。トップが決断することは、組織として変革の意思を外部に見せることでもあると感じました。東大の変革が他大学、他の組織にもいい影響を及ぼすことを期待しています。
錯綜するワクチン情報に振り回される自治体。独自システム発注後にマイナンバー活用浮上

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