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世界人材ランキング、日本は“過去最悪43位”に転落「管理職の国際経験」は64カ国で最下位
Business Insider Japan
大塚 泰子日本IBM IBMコンサルティング事業本部戦略チームパートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
4ヶ月前まで、ニューヨークのグローバル本社に出向してましたが、本当にグローバルの経験って重要だと思いました。 グローバルの中で数字の責任を持たされ、世界各国のメンバーと文化も違う中で働くのは、想像以上に大変でしたが、たくさんの学びがありました。 もともと日本にいても「女性」というマイノリティではあるのですが、これが更にアジア人というマイノリティも加わり、多様性を理解する事の重要性を痛感しています。 日本は、海外経験も、他社経験もないモノカルチャーの人たちが意思決定層を圧倒的に占めており、これでは世界の中で闘ってはいけない…闘う、という価値観じゃなくて「共創する」という意味でもパートナーに選んでもらえなく(日本の異文化に対する需要度の低さ→それが「優秀な外国人材に日本を魅力に感じてもらえているか」の低さに繋がっているのでは?)なっていくと思います… ちなみに、このマインドって、別に物理的に海外に行く必要はないと思っていて、日本にいてもグローバルとコミュニケーション取れるはずなので、意識的に自分と異なる属性の人たちと関わっていく事が必要かな、と思っています。
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岸田首相、内閣改造での「女性ならではの感性」発言がトレンド入り 「さすがに2023年にそれはない」など総ツッコミ
中日スポーツ・東京中日スポーツ
味の素 中期経営計画を廃止 社長「精緻な数値積み上げ、現場疲弊」
朝日新聞デジタル
大塚 泰子日本IBM IBMコンサルティング事業本部戦略チームパートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
この不確定な世界の中で、3年先の未来を見据えた戦略を策定することの蓋然性、ですよね。 中期経営計画は策定しないけど、業績などの情報開示は決算短信で行う、とのこと。 ちょうど政府も「四半期報告書を廃止して、決算短信に一本化」という本案を通そうとしています。 一義的には業務効率化ですが、本質的な意味は 「四半期ごとに利益創出を求められると、企業の戦略がどうしても短期的な視点になってしまう。 より長期のビジョンや投資を行うために」 という事かと思います。 フランス、イギリスでは既に開示は任意。 アメリカでは2018年から議論になっており、バフェット氏が2018年時点で以下のようにコメントしています。 「企業が四半期決算に縛られると、数字合わせという操作に走り、企業の長期的重要関心事に反する愚かなことをするものだ。」 四半期決算は、株主資本主義の価値観にはフィットしたと思いますが、今、ステークホルダー資本主義、サスティナブルな世界の実現に価値観が変わる中、それに合わせて会社のマネジメントシステムも変化が必要かと思います。
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なぜ今、若い女性が日本を捨てて海外に行くのか…高齢化が進み年金依存の生活者が増える日本の悲しき末路
集英社オンライン
大塚 泰子日本IBM IBMコンサルティング事業本部戦略チームパートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
私自身、まったく海外志向はなかったし、未だにアメリカが好きというわけではないのですが、それでも「日本にいるよりマシかな…」と思って、帰国するかどうか、めちゃくちゃ悩みました。 (悩んだ結果、それでも日本企業や社会のために出来る事がまだあるかもしれない、と思って戻ってきましたが…) もちろん海外にいると「移民」なので、その国の仕組みや文化に完全に取り込まれることが(良くも悪くも)ないからこその自由(と苦労)なわけですが… 最近偶然見つけた、イチロー選手の引退会見での発言 「アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと、アメリカでは僕は外国人ですから。このことは、外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。」 本当にこの通りだと思います。 日本(もしくはclosedでcomfortableな環境)から出ず、ずっと特権階級でいる属性の方たちには、是非この言葉の意味と重さを感じてもらいたいと思いました。
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