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【豪華講師陣】ビジネストレンドからヘルスケアまで。新コミュニティ始動
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
アメリカ駐在中に
「日本人コミュニティって沢山あるのに、横連携が少ないな」
と思っていました。中国や韓国の方達は、チャイナタウンやコリアンタウンを形成しているのに、日本人は何故かそういうコミュニティが無く…
そして帰国して、「女性のための素晴らしい団体ってたくさんあるけど、まだどれも小規模で連携したら可能性が広がりそうだな」と同様に思いました。
昔、上司に「What's your legacy?(君は何を次世代に遺せるのか?)」と聞かれました。
私のlegacyは、皆んなが世代や性別などの属性に関わらず、お互いをサポートしながら、自分らしく能力を発揮出来る社会を創ることです。
このコミュニティを、一般社団法人社外取締役女性ラボの皆さんと一緒に、そんな場にしたいと思っています。
いつも私をサポートしてくださっている、素晴らしい女性リーダーの皆さまの愛情を、より多くの皆さんに…このコミュニティを通して、縦にも横にも広げていきたいと思っています。
10月15日のキックオフイベント、是非いらしてください!!
【脳科学】チームに求められる人になる「個性」の磨き方
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
3回にわたり執筆させていただいた連載も、今回が最終話です。
第2回のコメント欄に
「多様性って、マネージャー側だけの必要スキルではなく、実はメンバー側にも高い理解と対話する勇気が必要なのでは」
という素敵なコメントをいただいていましたが、まさに今回はメンバー…というか、全員がどうすれば多様性を発揮していけるのかについて考えてみました。
本稿に記載しましたが、脳は人にレッテルを貼りたがります。「男はこうだ」「女はこうだ」「アメリカ人は」「高齢者は」とか。
だから私たちは、そういう処理をする生き物なんだと自らを認識した上で、「個人」をみる必要があると思っています。
すごく当たり前のことなのに、なぜか忘れがちな、この基本に立ち返って大切な人たちとの関係性を築いていきたいと思います。
第2回でブリッジ人材の活用について記載しましたが、どうやら私の脳はコンサルタントには珍しい、論理と感覚のどちらも強いブリッジ人材タイプのようです。
その「個性」を生かして、いろんな人たちを繋げていけたらいいな、と思っています。毎回長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
【新発見】脳の仕組みを知れば「多様性」を強みにできる
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
「多様性」というと、日本では性別の多様性にフォーカスされがちですが、私が考える多様性は「個人」です。
今回、「多様性」をテーマに、約20年間の経営コンサルタントとしての経験、京都大学で研究している脳科学の視点、転職・兼業・海外赴任、更に、知られざる(?)エグゼクティブ・コーチングの内容…とこれまでの私の知識と経験を総動員して書き上げました。
偉そうに「多様性」と言っていますが、数年前までの私は、同質性の高いメンバーで働くことが心地よい人間でした。その私がどう多様性を理解し、それを活かせるチームを創ることを学んでいったのか…本稿を通して、少しでも多様性の可能性を感じていただけたら嬉しいです!
【ミニ教養】AI界、コンサルが今さら「実力主義」を叫ぶ理由
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
これ、インパクトが大きい会社がそう言ってる(しかも本人は多様性を否定するものでは無い、とも言ってる)のを、メディアが大きく取り上げているだけなのでは?
確かに最近アメリカでは、バックラッシュの動きがありますが。
単なる1企業の人材戦略の方針を、まるで大きなムーブメントのように報じるのは違う気がするなぁ…
例えば某コンサルファームが、かつて「働きやすさ」を全面に打ち出して採用した所、求める人材にはならなくて「うちは厳しいけど、3倍の速さで成長出来る」というメッセージに変えたら、やっぱりそういう思考の人が集まった、というのを聞いた。
それを「コンサルファーム全体が激務文化に逆戻り?!」って言ってるような感じ。
【図解】マッキンゼーも悩む。「戦略コンサル」100年目のジレンマ
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
こういう話は、もう少なくとも5年以上前から言われている話で、この業界かつ戦略チームと言われる組織にかれこれ18年以上属している立場からすると、もう価値観が変わってきているのではないか、ということ。
というか、個人的にはそうです。
ここ2年くらい、ほとほとこれまでの資本主義然とした価値観に疲れてる。
私がコンサルになりたての頃、1番尊敬している上司に言われた言葉が、何故かずっと心に残っており…
「君たち戦略チームの人間に言っておくが、戦略を意味するstrategyという言語は、ギリシャ語のstrategoiで、軍司令官の意味であって、戦争の為の用語なんだ。
軽々しく『戦略』なんて言うもんじゃない」
やれ競合優位性がどうだとか、差別化要因がどうだとか、マーケットシェアを奪うとか、闘って奪うみたいな価値観の中で18年以上生きてきて、そろそろ新しい価値観にアラインした在り方を考えていく時なのではないかと思う。
東京都に学ぶ、本当に多様なプロジェクトの作り方
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
現在開催中のSusHiTech Tokyo2024、東京都が主催する初めての大規模なサステナビリティに関するイベントで、検討プロセスも「初めて」尽くしだったのではないかと思います。
私も実行委員として1年半ほど検討に参加する中で、色々と苦労もあり、その辺りについてお話しさせていただきました。
「実行委員長は辻愛沙子さん」
「実行委員の半数は女性」
「年代も30-40代」
など、いわゆる「行政の検討委員会」とは異なる構成で組成され、それを覚悟を決めて実行された東京都さまには尊敬しかありません。
正直、議論が白熱し過ぎて時間がかかったり大変な事も多かったですが、「Diversityの大切さ、そしてDiversityは決して簡単な話ではなく大変さもあるけれどそれを乗り越えた先に実現出来るより良いアウトプット」を体感する事が出来ました。
今回の東京都さんの考え方やアプローチは、色々な企業の参考になると思います。
アプローチと覚悟、ですね。
【1分動画も】プロピッカーと始める「新しいニュース解説」
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
ニューズピックスの社外取締役(エグゼクティブアドバイザー)を退任しましたので、2年ぶりにプロピッカーに復帰させていただきました。引き続きNewsPicksと関われて嬉しいです!
この2年間で、これまでの「コンサル歴17年の経験を活かして、コンサル業界の動向や企業経営目線でコメントします」に加えて、京都大学で研究している脳科学や、直近1年間のIBMの米国本社勤務&ニューヨーク・ボストン生活を経て、コメント出来る幅が広がったと思います。
「コンサル」「脳科学」「グローバル」、そして私のライフワークの「ダイバーシティ」にご興味がある方は、是非コメントを覗いていってください。
戦略チームのパートナーとしてアレですが、もう「戦略」とか「競争」ではない世界観を考えていきたいです。
【最速解説】なぜ「ChatGPTの総帥」は、追放されたのか
日本の取締役会は「意識低い」「イエスマンだらけのボーイズクラブ」。米コンサル大手の匿名調査で不満続々
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
以前すごく尊敬しているコンサルの上司が
「オーケストラの指揮者は指揮者としての練習が必要で、長年楽団でバイオリンを弾いていたからそろそろ指揮者やらせてみるか、なんて事はないのと同じで、経営者になるには経営のトレーニングが必要なんだ。
日本は『あいつもうちの会社で営業30年やってきたから、そろそろ取締役にするか』みたいなのは違う」
と言っていて、本当そうだな、と思ってます。
そういう、経営とは何か、とか、その為に必要な知識は何か、が日本はかなり現場寄りなんだと思う(それは教育されていないから、だけなのかもしれない、ってか、まだそうだといいな。分かってて偏っているなら、より問題…)
例えば、「企業変革を推進するためにリーダーに求められるスキルやマインド」の調査では:
日本→リーダーシップ、実行力
アメリカ→顧客志向、業績志向
となっていて、日本が社内に強く視点が向いてる感じがする。
この調査結果に書かれている内容は、すごく同意だし、これを発表したBainさんすごいなーと思いました。
都庁は「原始時代」だった 元ヤフー会長・宮坂学副知事が語るデジタル化の現在地と展望
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
こちら↓のイベントの委員をやらせていただいているので、ここ1年、東京都の方達とよくやり取りさせていただきますが、宮坂さんのお力でかなりデジタル化が進んでいらっしゃると思います。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/10/27/12.html
あと、この宮坂さんの抜擢もそうですが、このイベントも委員長が辻愛沙子さんだったり、東京都側の委員長も素敵な女性の方で、全体でたぶん男女比50:50位かな。
人材のDiversityという意味でも積極的に取り組まれている印象です。
企業に解決してほしいこと「科学技術力の低下」が2位、働き方改善上回る。日本の経済安保に不安増か
大塚 泰子デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授
論文や特許の件数が減少・停滞していたり、優秀な研究者が海外に流出したり…と、科学技術を取り巻く環境は良くないですよね。
ボストンに住んでいた頃、MITやHarvardで日本の優秀な研究者の方たちと出会いましたが、こうやって日本を出て行ってしまうんだな、と思いました。
日本企業がイノベーションが起こらないと言われて久しいですが、私自身コンサルをしていて、机上で考えられる程度のビジネスモデル革新なんて新しさが無くて、テクノロジーと掛け合わせて初めて生まれるアイデアが多いです。
クライアントと話していても
「今の技術ってそんな事まで出来るんですか!であれば、私たちのビジネスモデルもこんな風に変えられるかもしれない」
という反応が多い。
ちなみに、この手の調査設計の難しさですが、選択肢の5-8位の課題って、科学技術で解決出来るイシューだと思うので、こういうバスケット条項みたいな選択肢入れちゃうと、ブレると思いますけどね…
NORMAL
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