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【納得】なぜ投資のプロたちは「オルカン」をやらないのか
篠田 尚子楽天証券資産づくり研究所 ファンドアナリスト CFP® 1級FP技能士
とてもエッジのきいた、興味深い内容でした!
「オルカン」の元祖である「iシェアーズ MSCI ACWI ETF」と、本編でも言及されている「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」のローンチがともに2008年。また、公募投信の第一号(ステートストリート)が2017年の設定であることを踏まえると、日本で「オルカン」を20年、30年積み立てて資産を作ったという第一期生はまだ誕生していません。物凄い勢いで残高もファンも増やしていることは事実ですが、その歴史はまだまだ浅いです。
パッシブ優勢の市場環境に加え、円安進行が人気に拍車をかけたことは間違いありませんが、果たして今後はどうか…。まずは10年後にこの特集をまた振り返ってみたいです。
【必見】オルカンの次を考える「厳選ファンド14本」
篠田 尚子楽天証券資産づくり研究所 ファンドアナリスト CFP® 1級FP技能士
寄稿させていただきました、本稿の筆者です。
ファンドアナリスト兼FPとして、また、証券会社の一員として長年個人投資家と接してきた中で感じるのは、「理想と現実」の差です。
端的に言うと、「30年ほったらかし」は、「言うは易く行うは難し」の典型なのです。もちろん、それができるに越したことはないのですが、何があるか分からないのが人生。お金が必要になった時に困らないよう、対策しておくことこそが、新NISAを使いこなす上で重要なポイントだと考えています。
ご紹介した14本の投資信託よりもっと高いリターンをあげているものもありますが、本稿ではリスク調整後リターンを重視し、尚且つ、オルカンとの組み合わせやすさも考慮に入れました。スペースの関係でリターンやシャープレシオの値を掲載できませんでしたが、是非気になる銘柄を検索してみてください。
初任給の大幅引き上げに動く日本企業、日銀の政策正常化を側面支援
篠田 尚子楽天証券資産づくり研究所 ファンドアナリスト CFP® 1級FP技能士
皆さんがご指摘されている通り、初任給を引き上げても、人事制度の抜本的な改革をしない限り賃金カーブはフラット化してしまう可能性が高いわけで。今後、若手の就業意欲やキャリアの指向にどのような影響が出るのか、興味深く見ています。
私は2000年代初頭、ギリギリ「銀行初任給一律17万4,000円」時代に社会人になりましたが、当時は「第二新卒」というカテゴリーが転職界で定着し始めた時期でもありました。単なるミスマッチの解消だけでなく、当時から、安すぎる給料といびつな賃金カーブにフラストレーションを抱く若手は一定数いました。
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