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家族7人の夕食「毎日手作りで」 時短料理に抱く罪悪感 (朝日新聞デジタル)
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
●主婦は常に罪悪感を背負ってる。
こちらの記事を読んで、朝から気が重いですw
「レタスクラブ」は、時短や簡便メニューをメインにして
部数を伸ばしましたが、読者の中には「時短料理への罪悪感」「手抜きへの罪悪感」が垣間みれます。
料理を作ることが家族への愛情、という昭和意識に
育った世代が母になると、時短や簡便は罪悪感に繋がる。
真面目な人ほどその傾向が強く、
いつも自分を責めてる姿に胸が痛くなります。
先日の、手作り弁当のピックでも書きましたが、
家族への愛情はいろんな場面で表されるのだから、
料理もその一部くらいに思って、完璧を目指さなくても
よいんじゃないかな。
完璧を目指すと、余裕がなくなり人生がパサつく。
毎日の食事づくりでノイローゼになってるお母さんたちを
救いたい一心で、わたしは「レタスクラブ」を編集しています。
「愛情弁当」作らない母親はひどい? 日本に根付く意識 (朝日新聞デジタル)
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
●朝から頭の痛い話!
なぜ、母親ばかりに「手作り弁当」を押し付けてくるんだろう。
特に教育現場でその押し付けが強く、
母親達をうんざりさせると共に、できてない自分にとっては
劣等感や罪悪感も味わうことになる。
たまの弁当(運動会や遠足など)ならまだしも、
毎日毎日手の込んだ愛情弁当なんて私には苦痛すぎる。
弊誌「レタスクラブ」でも読者のニーズが高いので、お弁当特集は
ちょくちょくやりますが、とにかく手のかからない、負担にならない
おかずばっかり。「これならできるかも」という敷居の低さを第一に。
子育て場面においてはたくさんの「ザ 愛情の注ぎ場」があるけれど、
自分なりの注ぎ場があれば、子どもはしっかり育つと思う。
私の注ぎ場は家事でも料理でもなく、
子どもがやりたいことを全力で応援すること。
自己肯定感を育むこと。
お母さんたちは、弁当の出来不出来なんか気にせず、
のびのび快活にすごしてほしい!
校則が消えた理由
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
こちらの学校の入学式に行って参りました。
驚いたのは、先生方が挨拶するとき、在校生からエールが送られること。「●●ちゃん、かわい〜!」「●●せんせーい!」などw
先生方は注意をするわけでもなく、生徒達の声援に応え、
一人称「俺」で挨拶。
私が教育実習生の際は、「一人称は絶対 わたし 」だときつくキツく注意されたことを思い出しました。
生徒達と先生方の距離が非常に近く、
信頼関係を築いている。
この少子化時代に1学年5クラス(しかもほぼフル定員)もある
都立の公立中学は珍しいと思います。
私も、こんな中学に通いたかった…!!!
40代はライフシフト適齢期 誰もが人生の主人公になれる
女性の管理職 世界全体27% 日本は12%
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
とても有能な女性の営業担当に、管理職を目指したら?と言うと、「とんでもない!私なんか無理です!」と速攻で返されました。
なんで無理だと思うの? と聞くと、
「だって大変そうだし」とのこと。
管理職は大変だけど裁量も増えるから、振り回されないでラクな点も多いよ、と伝えると、「えっ。そうなんですか?大変さが増えるとばかり思ってました」。
そう、管理職は大変さばかりが強調されるから、
目指したいとは思わないらしい。
(もちろん会社や職種にもよりますが)
多分だけど、多くの女性は管理職について正確な情報を得ておらず、
大変さばかりに目が行きがちで、よって、「なるもんじゃない」って思い込んでるのかも。実は私もそうだったし。
管理職、今なら言える。楽しいよ!
自分で考えて自分で行動して、その行動をメンバーに浸透させて。
ひとりではできないことが、メンバーの力を集めてどんどん実行できる。メンバーの個性に応じて仕事の構造を変えたり、仕事を通じてメンバーの成長に伴走できる。どれも1プレイヤーだと味わえない経験。
上司の失敗を押し付けられることほど腹の立つことはないけど、
管理職なら失敗は自分の失敗だから、学びしかない。
子育てを経験してる女性こそ、管理職は向く。
これは私自身が通ってきた道だからこそ、確信もって言えます。
「女だから辞められるんだよ」と言われたあの日、確かに私は自由だった。
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
女性は女性のしんどさが、男性は男性のしんどさがあると思います。
女性として産まれたから、男性の辛さはわからないけれど、
息子を育てていると、周囲からの「男の子なんだから」圧が結構な
勢いで襲ってくるな、とは感じます。
もちろん、私も圧をかけている時があります。
大人になってからの「男だから圧」は、やはり一生働き続けなくてはならない、という選択肢の狭さがあげられるかと。
女性の「これで失敗しても辞めればいいや」という思い切りの良さが、なかなか男性に見られないのは、「失敗したらその評価が付いて回る会社員生活の長さ」も要因があるのかもしれません。
うちは私が大黒柱だから、メンタル的には男性側w
働き続けなければ収入が得られないという
なかなかの窮屈さとプレッシャーの中で、
日々楽しく働けるよう模索中なのであります。
「介護・育児で非正規」増加 働き方改革は途上
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
能力のある女性が子育てを理由に、退職して非正規に就く。
人それぞれの選択肢ではあるものの、
「それが当然」とされる社会は窮屈でつまらん。
NHKの朝ドラ「まんぷく」は大好きなドラマだったが、
最近盛んに「外で働く夫を、家庭で支える妻」の姿を描いていて、
ものすごく胸がざわざわする。まあ、時代だからしょうがないけど。
だからって、ねえ、朝っぱらから旧価値観を見せつけられるのは
具合が悪い。
私の理想とする家庭は、妻も夫も力いっぱい働き、
子供も保育園や学校で社会にもまれ泣き笑いし、
休みの日にはお互い思いっきり遊ぶこと。
日本ではなんでこの当たり前のことが
難しいんだろ?
「働く女はオス」は、なぜダメなのか
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
働く女はオス、ということは、働かない男はメス?
働く=オス、なんて、平成も終わろうとしている今、
いかに古臭い価値観か、言わずもがなだと思います。
そんな価値観を携えた雑誌を、ターゲットであるはずの
働く女性が嬉々として読むかなぁ?
オス=シャープで生活臭のしない、カッコいいさま
を表現したかったのかもしれない、とは思いますが、
それをオスという一言で表すには余りに乱暴。
ただ、このコピーでDomaniが再注目されたのは事実。
炎上と引き換えに雑誌の知名度を高めるのが目的だったとしたら、
成功ですね。
ちなみに私は、自身を「女装している女」ととらえてますが、
これも自分で言うからOKなんであって、
人から言われるとじわじわ傷つく。
そう考えると、やはり公共の場でのポスターで「働く女はオス」と
ぶつけられるのは、やり場のない怒りを買うことになるとは
思います。
保育園の“昼寝強制”はストレス 廃止で起きた子どもの変化とは?
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
うちの息子も、保育園時代、お昼寝は大嫌いでした。
眠くもないのに、寝かされるのは苦痛のようでした。
親としては夜21時までには寝て欲しいけど、
お昼寝しているからか全然寝てくれない。
それに対してストレスがかかり、イライラが募る。
夜寝るのがさらに遅くなり、朝、寝坊して用意が遅れる。
この繰り返しでしたが、
小学生になったらお昼寝がないので、
21時には寝てくれる!
とても楽になったのを覚えています。
保育園の先生方が休む時間がない、
という問題はあるかもしれないですが、
親子の生活リズムを整え、
かつ、育児ストレス軽減するために、
ぜひ進めて欲しいです〜!
SNSの投稿が報酬になる? 「共感」を軸にしたユニークなサービスが登場
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
トップダウン広告より、インフルエンサーレコメンドより、いつもランチしているあの子の強烈なオーガニックリーチ。
これが、生活者に行動を発生させる源泉。
でもこれが、報酬目的となったら、ブログやインスタに溢れるステマ記事と何がどう違ってくるんだろう。
オーガニックリーチって、「おすすめしている本人の趣味嗜好や性格、人柄、熱量」を分かっているからこそ、こころ動かされるのであって、よく知らないひとのオーガニックリーチは、私にとってはただの呟きだ。
とは言えこのサービス、かなり気になるし使ってみたい。
どの商品がどういう共感を呼ぶのか、今から楽しみ。
「小中学校スマホ持ち込み禁止」の見直しに覚える強い違和感
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
もうすぐ中学生になる息子に、スマホを持たせるようになって2ヶ月。
はじめはゲームのしすぎや LINEのやりすぎ、動画ばっかり見て宿題しなくなるんじゃないかなどを懸念していましたが、実はそうでもなかった。
これは多分最初に、息子と「スマホ使用における契約書」を結んだからです。
契約書の内容は、
●使用は1日2時間まで(22時以降は禁止)
●アプリのDLは許可制
●定額分を超えても追加はなし
そのいずれかを破ったら、ただちにスマホを取り上げる、というもの。
まだ小学生のうちからスマホを持たせることに
迷いはもちろんありましたが、
今の子たちにとってスマホはインフラ。
スマホとかかわらない人生なんてありえないんですよね。
であれば、まだ反抗期前の、親の言うことを聞く時代から与え、
私なりのスマホ教育を施しておいたほうがいい、と思い、
この段階から解禁しました。
(反抗期にはいると、親の言うことなんか絶対きかないし)
記事の内容で言えば、
地震や災害のことを思えば、連絡の取れる手段としてスマホを
持っていくことは必要かな、と。
ただし授業中はさわれないよう、クラスに「スマホかかり」を用意して、
毎朝回収するというのはいかがでしょう。
で、下校のときにまた配る。
授業中スマホをいじった子(あるいは預けない子)がいたら、連帯責任。
子どもたちもスマホがなくなったり没収されたりすると痛手なのだから、
そこは案外自分たちでルールを作って、運営していけるのでは?と思います。
いますぐ行動を起こせば、結果にかかわらず、人生は必ず充実する。
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
行動第一主義の私にとって、納得行く記事でした。
私の場合、「ひとまず行動して経験しとけば老後の茶飲み話になる」
と思ってますW.
老後、孫やババ友達に面白おかしく語れることがたくさんあったほうが、
人気も出るし周囲も飽きないと思いません?
なので私の場合、「迷ったら、やる」。
やってみて、自分が楽しければオールOKだし、
向いてなかったら向いてない、という経験値が詰めるだけでもOkだし。
そういうゆるい基準でいくと、いつのまにかいろいろ経験値が上がってって、
我ながらおもしろそうな婆さんになりそうで楽しみです。
子供が急な発熱... 誰が仕事休んで面倒見る? 【アンケートあり】
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
子供が熱を出す直前は、顔が違う。
いつもよりもくっきりとした二重になってて眼が潤んでいる…。
その顔を見た瞬間、「げっ、明日会社休まなきゃ」とつい本音が湧き出る。
正直、子供の体調が心配とか、かわいそうにとか、
そういうのはあとから出る感情だ。
まず、「夫と自分、どっちが会社を休むのか__!」
これが私の第一感情。
うちの場合、発熱時の仕事の込み具合で、夫が休むか自分が休むかが決まる。
半休づつ取り合って、交代で出社したりもする。
どちらも休めない場合は、病児保育にあずけて出社する。
それでも長引く場合は、当時元気だった夫の母に来てもらうことも。
もう、やれること総動員ですよ。
子供は保育園に入りだしたら、とたんに熱を出し始めるし、
それを悲しがってもらちがあかない。
親としての罪悪感をもっても熱が下がるわけじゃなし。
働くと決めた以上は、やれること総動員で、対処!
ちなみにうちの場合は、スイミングを習い始めたら、劇的に発熱回数が
減りました。4歳以降はほとんど発熱なし。
あとは兆しが見えたら早めの病院、早めの就寝。
これで、長期化は免れます。
まだまだ寒いこの季節、やれること総動員で望みましょう!
本の販売は苦戦しているのに、入場料1500円の書店が好調なワケ
松田 紀子株式会社 KADOKAWA 生活情報誌「レタスクラブ」編集長/「東京Walker」編集部長
出版の売上は最盛期(1996年)の半分以下に落ち込んだとか。
その半分以下の売上を支えてくれているのが、8:2法則でいう、2割の人たちだと感じています。
では、その2割の人たちに適した書店の形を提示すれば、売上は固い。そういう思考で生まれたのが「文喫」かと。
出版界だけでなく、あらゆる業界が旧式の販売スタイルでは追いつけなくなっている今、とにかくコアファンにむけてどういう快適なサービスを提供できるかが唯一の生き残り策です。
佐藤尚之さんが書かれた「ファンベース」(ちくま書房)にそのあたりが詳しく書かれていますので、強くオススメします。
NORMAL
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