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大阪市 65歳以上の介護保険料の基準額引き上げ 年間10万円超に
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
大阪市の介護保険料が全国的に見ても高いのは存じてましたが、市で一番なのですね。いよいよ年間10万円超え。
子育て施策の充実している自治体へ移住する子育て世帯と比べて、介護保険料の高低で移住するなんてことはほぼ聞いたことがありません。今後はどうなるのか。
日本は今後この水準に達する地域は増えていくと考えられます。人口が多く利便性が高い地域のほうが介護や生活のリソースにアクセスしやすいですから、保険料もそうした地域性と人口構造を反映して増えていく。
でもやっぱり、保険料と高低よりも、介護サービスがある地域が選ばれるという世界観かもしれません。地方の介護資源は今後かなり厳しくなってしまう😢
「串カツ田中」も「平均年収1783万円企業」も大幅賃上げ2024年春闘スタート 賃上げ気運高まる
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
今年、来年とどこまで続いていくかですが、賃上げは確実そうですね。
介護業界は次の改正まで3年は今のままの報酬体系が基本続きます。その間に他産業との賃金格差は経営努力だけでは埋められないでしょうし、何より人材の流出予想が恐怖でしかありません。
思い起こせば介護保険制度が2000年に始まって以降、ずっと日本は停滞していました。だからというわけではないですが、介護労働市場に人が流れてきていたというのも一因としてあるはず。
介護業界にとっては初めて日本経済が上向き、デフレ脱却を迎える中、高齢者人口のピークを迎える・・・
次の人材流入期待はもはやシンギュラリティーで大量の失業者が生まれた時?とかまでなかったりして。介護人材確保問題、本気で考えないと。。。
新変異株拡大、「第10波」か 専門家「感染対策続けて」―新型コロナ
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
感染された方のご自宅にヘルパーとして訪問しましたが、ご本人から伺うと、事業者によって感染対策の程度に大きな差があるとのこと。
「5類になったから」ということだけで普段と変わらずマスクだけという事業所は、ややもするとインフルエンザ感染利用者の訪問の方が防備をしっかりしている。インフルエンザ>コロナ、という構図はどう判断したのかなと思ってしまう。
逆にフルPPEを求める事業所は他の利用者へ媒介しないようにとする責任感も感じる反面、当該利用者にとっては「そこまで大事じゃないのに」という気持ちにさせたり、中には訪問を断る事業者もいたりする。
未だ各事業者に判断が任されている、もっといえば、担当者に任されているような印象もあり、介護現場における感染症対策のバラつきが顕在化していると感じます。
【介護報酬改定】厚労省、訪問介護の基本報酬を引き下げ 新たな単位数を発表
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
発表から界隈では驚き、悲嘆、怒りの声が溢れています。すでに反対声明や署名活動の動きも始まりそうです。
家で暮らす人を支えるヘルパーさんの事業の基本報酬が下がったということで、高齢化や人材不足で倒産件数も増加している訪問介護事業所にとって打撃以上のショックです。昨今のビジネスケアラー(介護家族)支援という意味でも厳しい方向性だと思います。
淘汰により大規模化、経営効率が上がるという将来的期待もわずかにあるとは思いますが、特に地方では家で最後まで暮らすことは難しくなり、施設などへの入所が前提の介護になっていきそうです。もちろん都市部でも。
加算の取得などを前提とすることは小規模事業者の退場宣告にもなり、本気で統廃合が加速するでしょう。
住み慣れた自宅で最期までという理想と、社会保障費の増大や人手不足という現実の整合性は議論の必要があるとは思います。
障害福祉サービス等報酬改定の訪問系も気になります。訪問全体のモチベーションが下がると、障がい者の自宅生活の権利も十分保障できなくなります。
”本人の家を”訪問する事業所の存続は、多くの国民の人権につながるものだと思います。
介護留学生、3年連続で減少 コロナ入国制限が影響
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
国家資格である介護福祉士養成校は定員割れが常態化して、周囲の養成校はどんどん閉鎖しています。
頑張っている養成校も多くは外国人留学生に頼っている状況で。学校も経営ですから、定員割れが続く状況では閉鎖せざるを得ない。
個人的には将来、都道府県に1、2校の公立学校だけになって、養成校はかろうじて存続していくのではないかなとか。
国家資格なのに実務経験ルートがあるが故の、養成校ニーズの低さ。
頼みの留学生はコロナ5類以降を受けて、2024年以降どうなるか。分水嶺になるかは次年度以降の入学者数次第。
そして、本当にコロナだけなのか?ということも考えていかなきゃいけないでしょう。
「相続人いない財産」過去最多768億円が国庫へ 昨年度
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
介護の仕事をしていると、たまに相続人がいない方や、いても遠縁過ぎる方がいらっしゃり、お看取り後に後見人と一緒に後片付けを手伝うなんてことも少なくありませんでした。後見人がいればまだ良いですが。
高齢者のタンス預金は20兆円以上でしたっけ?家から100万円単位の現金が出てきたこともありました。しかも布団やら引き出しやらにバラバラの状態で。
私たちは介護支援だけに関わりますが、相続はもちろん、金融資産、土地建物の整理、お墓など高齢者が多岐に渡るニーズを持っていることを把握しています。ただ、そんなニーズを持っている人がたくさんいても、ただ指を咥えて見過ごす私たち介護職がいます。
介護サービス利用料 引き上げ見送る方針固める 厚生労働省
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
今のパーティー券問題がなければこれは見送られなかったのでしょうか。もちろん物価高などによる生活苦を訴える声があったことも事実。(その物価高でさえ、金融政策の舵取りの影響の気もするけど)
時の政権が汚職やスキャンダルで国民の支持が得られないと、急にご機嫌取りのような政策を打ち出すことは歴史的にも少なくありません。ロッキードの後とか小渕さんの減税とか、高速道路無料化とかもあったような。
でも多くは財政難や実現性の問題、政治的な混乱などで挫折したり、後に撤回されたり、、、
この場合、2割負担導入は先送りというだけで、現役世代への不満には応えていないので、結局国民の支持は得られないという結末のような気がします。。。
認知症新薬「レカネマブ」、国が承認へ 原因物質の除去に期待
金山 峰之千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士
300万円ほどの新薬に対して約32,000人ほどの利用が見込まれるとのこと。年間で自己負担はありますが、ざっくり約1000億円程度の社会保障費がかかるわけですね。
ご本人や介護家族にとっては新薬に大きな期待を寄せるているでしょう。一方で、現場の方からは歓迎するような声をあまり聞きません。
情報の非対称性からくる期待へのギャップなのでしょうか。
高齢化により認知症の方は増えるでしょうから、利用者は年々増える=社会保障費も年々増えることが容易に想像できます。
現場では一定の状況・状態になると抗認知症薬は減らしていくという対応が以前より一般的になってきていると思います。しかし、減薬が一般的になるまでは、薬の量を増やし続けることがむしろ是とされていた時期もありました。
新薬はその辺りどうなるんでしょうね。
必要な人に、必要な効能が、必要な費用によって賄われることは良いと思いますが、そうでないものはなんとも言えません。
NORMAL
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