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車の電動化に向け 蓄電池分野の競争力強化へ 新たな協議会
平岡 乾NewsPicks 記者
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【解説】ESG時代の必須戦略、「ルールメイキング」とは
平岡 乾NewsPicks 記者
今やステークホルダー経営は、超・長期視点で見て、企業成長に資するとの考えは増えています。実際、「コンシャス・カンパニー」、「三位一体の経営」などがベストセラーになっています。
ほかにも、SVCやら、トリプル・ボトムラインやら、枚挙にいとまがありません。
とはいえ、弱肉強食のビジネスの世界において、善意だけの丸腰で戦うとなると、なかなか厳しいもの。
その点、ルールをうまく活用した「したたか」を持ち合わせているESG企業が実に多い。
併せて、ESGの常連銘柄は、採用活動で優位に立てるとのことです。
例えば、ソニーでは、採用候補者が「サステナブルレポート」を読んでいるケースが多々あり、これからは投資家やNGO関係者だけでなく、学生も読むことをいっそう意識するとのことです。

【痛快】ぼろ儲けより長続き、「三方よし」経営の秘密
平岡 乾NewsPicks 記者
海外に学ぶ前に、日本の中に活路はないか──。
言い換えると、難しいカタカナワードは置いといて、日本企業として、当たり前のことを当たり前にやることを、まずは考えるべきではないか。
その観点から、この10年、ずっと京都企業に注目してました。
京都企業が強いのは、
・独自性
・反骨精神(京都企業は絶対に本社を東京に移しません笑)
などなど、
数多くの要因があると思いますが、私が注目するのは「京都式コーポレート・ガバナンス(企業統治)」。
京都では、企業経営者が頻繁に交流することで知られています。
商いの道を外していないか?本業をおろそかにし、投機的なビジネスにいそしんでいないか?
交流を通じて、このように、経営者同士がジャッジし合っていると思えたからです。
こうした伝統や流儀は、ある面で「ルール」。
それが、経営者自身でセルフジャッジする「規律」を植え付けているのでは。
そうした問題意識(私のライフワークです)の下、「京都の企業はなぜ独創的で業績がいいのか」の著者でもある堀場厚さんに。京都流の「ステークホルダー経営」、「コーポレート・ガバナンス」、「利益の意味づけ」、そして「パーパス経営」について、おもしろおかしく語っていただきました。

【完全図解】誰もが主役。「ステークホルダー資本主義」とは何だ
平岡 乾NewsPicks 記者
問題はモラルではない、ルールなのだ──。
世の中、何かと「悪者捜し」となりますが、そもそも仕組み・ルールがおかしいこともあります。
米国では、経営者は企業業績が悪いとクビになります。
同時に、解任を要求している機関投資家自身も、投資先企業に高いリターンをあげてもらわないと、お客さんから「運用成績が悪い!」と解約させてしまいます。
ハーバード・ロー・スクールで経済学の教えるBebchuk教授は、ステークホルダー経営と企業価値向上の両立は容易ではないと、2020年末の論文で指摘しました。
であれば、新たなルールが必要なのではないか。例えば、国家権力の集中を防ぐ三権分立のように、富の分配の偏りを解消するための新しい仕組みが。
今回、注目したのは、働き手個人です。
スマホとSNSの普及によって「アラブの春」が起きたように、デジタルツールで情報共有をしやすくなった今、働き手一人一人が働き先をジャッジすることが、企業に行動変容を促しつつあります。
もっとも希少性が高い企業活動の元手を資本と呼ぶのであれば、「人こそが21世紀の資本」。そして、人という資本の獲得に一番苦しんでいる日本企業の変革に、改めて注目してみたいと思っています。

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