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「ウチダヒロシ」の偽名使い住み込みで工務店勤務 連続企業爆破事件の「東アジア反日武装戦線」メンバー 桐島聡容疑者(70)とみられる男 警視庁公安部
猪瀬 直樹作家、日本維新の会・参院幹事長
連続企業爆破事件の最後の指名手配の人物・桐島聡が約50年の逃亡生活の末に昨日、身柄を確保された。神奈川県の病院に末期癌患者として偽名で入院中、自ら自分は桐島だと名乗り始めたという。
若いってことはとてつもないもことを仕出かしてしまうそういう境界領域を生きるってことなんだよ。青春のツケを背負って50年も逃げ続けた桐島は、医師から自分がもうすぐ死ぬと宣告された。もう逃げる人生は終わったと悟るしかない。50年間、何を考え何をして生きていたのだろうか。
20 代のころの連続企業爆破犯・斎藤和(のどか)と僕とのエピソードは以下(写真、拙著『公』より、amzn.to/42aZzrn)に記します。三島由紀夫の自決に影響された斎藤は、捕まる直前に青酸カリを飲んだ。それがテロリストとしての矜持だと信じていた。
本気に生きる,本気で死ぬ、そういう時代が戦後日本にもあったってことを幾らかは若い人にも知ってほしい。
https://share.icloud.com/photos/0a2NmEdFV5cb7uXdD2LWGymNA
国立科学博物館 クラファン初日に目標金額の1億円に達する
猪瀬 直樹作家、日本維新の会・参院幹事長
国立科学博物館の資金不足に対してクラウドファンディングの効果があったことはよかったと思います。しかし、この欄で赤井厚雄氏や西田梢氏が指摘しているように、一時的な解決でなく欧米にならい文化施設は公的予算のみに頼らず自助努力による魅力の発信などにより恒常的な寄付金の財政体制をつくる必要があります。
ここで考えなければいけないのは誰でもいつでも自分の意思で公共へ参加する役割を果たせるような寄付金への税額控除のあり方を政府が前向きに示すべき時期に来ているということです。返礼品目当てのふるさと納税は寄付でなく都会の地方税をローカルに移転させただけにすぎません。総量は変わらない。
自分で稼いだおカネが単に税として徴収され財務省のみが独占的に配るのでなく、自分の裁量で分配するのが参加型の国民主権の本来の「公(おおやけ)」の担い方なのです。あのザッカーバーグが5兆円をポンと寄付できたように。
マイナカード名称変更も デジ相、総点検は「徹底」
猪瀬 直樹作家、日本維新の会・参院幹事長
マイナカード情報の紐付けは、自治体や保険者などが個別に作業している。戸籍にカナが振ってなかったり、預金口座はカナのみであったり、それらをカードに一元化するプロセスで現場がミスをするのはありえること。これまで発生した誤登録は、これらの機関が本人確認に必要な情報すべてを照会していなかったことが原因とみてよい。トライ&エラーを繰り返して現場が修正していくしかない。河野大臣が急がせたからミスが増えているという批判は間違いで、悠長にやっていたらいつまでも終わらない。政府の方針が義務付けを回避したことも腰が据わっていない証左である。いつまでもデジタル後進国でいるつもりなのか。
そもそも人口1億人以上の国家で国民皆保険が実現している国は日本以外世界のどこにもない。そんな簡単にハイできましたミスはゼロ、なんてどこの国でもありません。日本人は些事にこだわり大局を見ない癖があります。
大規模洋上風力発電、伊藤忠商事や東京ガス応札へ 事業費1兆円
猪瀬 直樹作家、日本維新の会・参院幹事長
2030年時点の洋上風力の政府目標は1000万キロワットとされている。原発10基分にあたる。2021年末に三菱商事の企業連合が予想より1キロワット時単価5円も安い12〜16円で応札、総取りで話題になった。今後、さらに独占企業の体質が抜け切らない東電などに対して総合商社を中心に競争が激しくなるだろう。競争がなかった世界に競争が生まれることで消費者の利益につながればよい。
拙著『カーボンニュートラル革命』https://amzn.to/3pliIrN に記したが、政府目標は1000万キロワットだが、現実にはすでに2900万キロワットの実装が可能でそのためには系統(送電線)の整備に政府がどこまで本腰を入れるかにかかっている。宝の持ち腐れにしてはならない。
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