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金融政策の正常化へ一歩踏み出したが、副作用は残る=田村日銀委員
佐々木 一寿経済評論家
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貸出金利が上昇することでビジネスの新陳代謝を促したり、市場における自由な金利形成が将来の経済や物価、政府の財政状況を示唆するといった、本来金利が果たすべき機能が低金利の継続で低下してしまっていたことを「しっかりと認識しておく必要がある」と語った。
田村委員は、政府による支援策が講じられ、さらに低金利が続いた環境下で「生産性が相対的に低いビジネスにも資金がわたる結果、ビジネスの新陳代謝があまり進まなかった可能性がある」と述べた。
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とのことですが、これは景気が良くなってから考えるべきことではないでしょうか? 私たちが直面しているのはまず景気後退の歯止めをかけなければならない30年でした。そしていまはその時期を抜けられたでしょうか? 私は非常に疑問に思います。田村委員ばかりではありませんが委員の名前と発言は覚えておくべきでしょう
学者出身の日銀総裁が示した決断力、世界で最後のマイナス金利に幕
佐々木 一寿経済評論家
植田総裁は学者出身ということでバーナンキがよく引き合いに出されますが、バーナンキ自身も当初はグリーンスパンに慣れていた人たちに酷評されることもあり、それに対して憤慨していたとも嘆息していたとも聞きます
それに比べて植田総裁のほうがスムーズな運営をしている印象はありますが、おそらく黒田総裁時代に記者たちが相当鍛えられていて、そのおかげもあるのだろうと思います
学者出身の総裁の特徴としては、if then がはっきりしていることがあります。これは授業でも研究での議論でもそうだからだろうと思います。これに慣れていない(あるいは悪意を持った)記者やメディアですと、ifの部分(前提条件)を無視したりthenの部分を切り取ってしまったり、ということがあります
たまに記者とインタビュイーが「言った、言わない」の議論(といいますか言い合い)になってるのを見ますが、あまり意味がないのは上記の理由になります
ですから、SNS全盛のいまこそしっかり元の発言を確認する必要があると思います。最近の日銀の会見は非常に勉強になりますので、(タイパ重視の昨今であっても)時間があれば見てみることをおすすめします
NORMAL
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