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弱者とは誰か?――乙武洋匡不倫騒動(1/3)
河﨑 環ライター/コラムニスト
執筆・送稿は10日以上前。内容にはかなりの個人的葛藤があったけれど、直後に宋美玄さんや古市憲寿さんの発言があり、同じように乙武さんの背景を思う人々がいるとわかって心強かった。
騒動の枠組み全体を見渡して、”解決すべき問題”はどこにあるのか、誰がもっともノイズを出していたのか探してみる。すると、当事者たちのなかにはもともとなかったことに気づく。当事者たちのなかにあったのは、乙武洋匡という障がいをもつ個人の社会適応をめぐる、平和な均衡。
その「誰も困っていなかった」均衡を覆したのは、障がいと上昇志向を均等にもつ一人の男のリアリティにアレルギーを起こした”健常者社会”だ。障がい者にも性があると”発見”した世間の衝撃と拒否反応といったらなかった。それは、乙武さんが言い続けた「障がい者は聖人じゃない」を、くしくも最高のやり方で世間に知らしめることができた。
世間はこういう複雑なケースを認めることができない。理解できないから。まして政界進出が絡もうものなら……。もっとも大きなノイズが発せられた場、すなわち”解決すべき問題・課題”は、健常者社会の側にあるんじゃないのかな。この件で突きつけられた”ヒリヒリするようなモノホンの多様性”を受け入れる準備が、あるのかな。
これからの教育って、先生1人に任せ続けていいの?
河﨑 環ライター/コラムニスト
山口県立萩商工高等学校の「デザセン初参加かつ優勝」という"無理ゲー"への挑戦。自分で教えることにこだわらない軽やかさを身上とする松嶋先生と高校生たちの歩み、そして松嶋先生の考えるこれからの教師像とは。個人的にはヤマ場ばかりが畳み掛ける、教育現場が好きな方には読みどころ満載の"超クールな地味派手記事"です。
"2030年には、教師は完全に推進役になります。ですから、これからの授業は生徒が主役で、教師は黒子に徹する。「教える人が教えるのをやめる」というマインドチェンジが必要です。
それから、学校の外部と触れ合って社会性を持ったほうがいいですね。ただシンプルに、勇気を持てということなんですよ。基本的に、先生はみんないいひとなんです。生徒のために変化することは結構できる。これからの生徒がどういう社会で生きていくか、そこを考えると勇気が持てる。"
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社内義理チョコに飽き飽きしているあなたへ(1/4)
河﨑 環ライター/コラムニスト
"世界でも稀に見る恋愛下手の日本で、なぜこんな個人プレイ型のイベントが連綿と続いてきたのだろう? メンドくさい悩みが噴出するのは、もともと個人のコミュ力を低めに育成しがちな集団主義の日本社会の、さらに個人性を押し殺し空気を極限まで読まねばならないような日本的職場で、バレンタインを前にしてとつぜん「個人戦」に持ち込まれるからではないか!!??"
どーせあんなラテンの皆さんみたいにフェロモンじゅるじゅる垂らして歩いてるわけじゃなし、日本人なんて恋愛なんか向いてないんだからさー、バレンタインなんて盆暮れの付け届けと同じ季節のご挨拶視しときゃ八方おさまるんちゃうの、もう。
NORMAL
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