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マザーズ市場が”弱い”はホント?第一線で戦うファンドマネジャー、CFOの見解とは?
グロース・キャピタル株式会社 |
孫正義氏の決断で、最も「めちゃくちゃだ」と思ったのは? ソフトバンクグループの金庫番が語る
ITmedia ビジネスオンライン
嶺井 政人グロース・キャピタル株式会社 代表取締役
ソフトバンクグループ 後藤CFOと、ITメディア連載企画「CFOの意思」で対談させて頂きました。 後藤さんは私の憧れであり、1番尊敬するCFOの1人と言っても過言ではありません。 孫さんに20年以上伴走される中での ● 日本にブロードバンドを普及させるため、Yahoo! BBのモデムを配り、数千億円の投資により4年連続の赤字となりながらも事業の立ち上げを実現 ● モバイルインターネット時代を見据え、ソフトバンクの時価総額が2兆円の時に、1兆7500億円でボーダフォン日本法人を買収 ● 世界一のモバイルキャリアを目指し、米国スプリントの買収 ● AI時代の至宝であるArmの3兆円を投じた買収(その後のNVIDIAとの取り組み) ● ユニコーン企業でポートフォリオを組むという前例のない10兆円規模のビジョン・ファンドのチャレンジ そして、これらのチャレンジを実現した金融機関、市場との向き合い方、後藤CFOから見た孫さん。そして右腕としての孫さんとの向き合い方、最適なレバレッジの探し方、CFOの皆さんへのメッセージも伺いました。 世界を代表する企業の一つである、ソフトバンクグループを作ってこられた後藤さんに、各チャレンジとその裏側を聞かせて頂き、一つ一つのエピソードが手に汗握り、そして学びの多いお話でした。
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ユニコーン思考の賞味期限 拙速な成長シナリオ通じず
日本経済新聞
嶺井 政人グロース・キャピタル株式会社 代表取締役
日米のスタートアップに精通する日経の村山さんが『ユニコーン思考』に警鐘を鳴らされています。 (メドレーの事例や、私のコメントや当社レポートも掲載頂いています) 特に最後の一節が本質的で ----(引用)---- 5カ年計画は内外のVCへの公的資本投入も盛り込んだ。ユニコーンか否かは投資家の企業価値評価で決まる。 政府の意向を忖度(そんたく)し、投資家が手心を加える心配はないか。成長資金を得ようと上場をめざすスタートアップに「ユニコーンの定義から外れる」と待ったをかける懸念はないか。 「ユニコーン100社」が目的化すれば、時間と資金を浪費する「惨事」を招きかねない。 ------------------- 日本からイノベーションや世界で戦える会社を生み出す上でスタートアップの育成強化は全く異論ありません。 しかしユニコーンと『未上場』の会社に絞る必要がどこにあるのでしょうか? 旧マザーズ市場が海外のレイトステージを代替し、毎年100社近く上場してきたことで、上場後のステージに多くの有望なベンチャー/スタートアップが存在するのが日本のベンチャーエコシステムの特徴です。 今月、経産省から発表されたレポートでも初値時価総額 300億円未満で上場した会社でも時価総額 1000億円以上に到達した会社が51社もあります。 P15 初値時価総額別の1000億円到達企業 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000586.pdf 未上場も上場後も地続きです。 上場後の成長を促せるポイント(=現時点では課題)がまだまだあるのに、そこから目を背けることになりかねない目標設定はとても勿体ないです。 政府やスタートアップエコシステムに携わる全ての皆さんに届いて欲しい記事です。
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