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東京オリンピック開幕まで100日 コロナ禍で準備難航
前田 直人朝日新聞社 コンテンツ戦略ディレクター(編集担当補佐)
「ところでオリンピック・パラリンピックは本当にやるんですか?」という疑問が拭えないまま、時間が過ぎていきます。流れとしては開催に向けて準備が進み、聖火リレーも始まりました。朝日新聞が先週末行った世論調査で東京五輪についてどうすべきだと思うか聞いたところ、「今年の夏に開催する」は28%(前回3月は27%)、「再び延期する」が34%(同36%)、「中止する」が35%(同33%)。相変わらず今夏開催との回答は小さいままでした。
福岡県知事選、元副知事の服部誠太郎氏が初当選確実
前田 直人朝日新聞社 コンテンツ戦略ディレクター(編集担当補佐)
2019年の統一地方選で行われた前回の福岡県知事選は、自民党が割れて保守分裂選挙となり、それなりの注目を集めました。しかし、今回は小川知事の病気治療のための急な辞職ということもあって、自民党だけでなく立憲民主党なども乗る形で、無難な後継選びとなりました。
ちなみに私は1996年から3年ぐらい、福岡県政を担当していた時期がありました。当時も旧通産省出身の知事で、生え抜きの県幹部が中央官庁から来た人を支える構造がありました。ピンチヒッターとはいえ、組織を熟知した人材がトップを担うことでどう変わるのか。ぜひ良い効果を生んでほしいと思います。
今夜は各地で自治体選挙が行われていて、ミニ統一地方選の様相です。選挙ウォッチャー的に一番注目されているのは、宝塚市長選。こちらは立憲などが支援する現職後継と維新公認、自民推薦ら無所属新人4人の争いです。地域のリーダー選びが毎週のように続きますので、それぞれ注目したいと思います。
武田総務相への不信任決議案を否決 衆院、反対多数
前田 直人朝日新聞社 コンテンツ戦略ディレクター(編集担当補佐)
予算成立を見据え、不信任案を野党がどう出していくかはすぐれて国会戦術の話です。野党は少数であって否決されるわけですが、国会に国民が注視し、その閣僚の言動に怒りを感じるようなときには有効なこともかつてはありました。しかし、ここ10年ぐらい、この種の戦術が世論や政局に影響を与えたためしがありません。野党も「人気取り」の役には立たないことはわかりつつ、あくまでも「意思表示」として出さなければ筋が通らないという考えでしょう。もっとも、武田総務相の答弁には極めて問題が多かったことに、疑う余地はありませんから。
内閣不信任決議案については、今年は総選挙がありますから、会期末までを見通しながらタイミングを見極めて、温存していく流れかと思います。こちらも総選挙への対決姿勢を打ち出すためのツールで、自民党が分裂して可決するような大政局に発展する見込みはありません。

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