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【山崎元】私は賃貸派。不動産という「地位財」競争から降りよう
山崎 元経済評論家
私は、「そこそこの企業のやや浪費家の部長さん」というくらいの、経済力的には「きつい制約の中で家に関するワガママを考えるくらいの普通の人」です。
次に登場する予定の、高田社長(素晴らしい経営者です)や堀江貴文さん(ライブドア時代から私は大ファンです)のような家を何軒も買える選択肢を持つような人が論じるような自己経験をもとに「持家vs賃貸・論」を語ったわけではありません。
しかし、その分多くの読者のご参考になる「考え方」があるかも知れません。
普通の人が「自由に、機嫌良く生きる」ことのご参考になると幸いです。不動産で人生が決まるわけではありませんが、それなりに影響の大きなファクターです。上手くやりましょう。
【山崎 元】投資とがんの情報に「だまされる人」の共通点
山崎 元経済評論家
私は、治療法決定に当たって、結局他人(専門家)を頼っているわけですが、(1)利害関係のない情報源を利用する、(2)複数の情報源を併用することで間違いの確率を下げようとしている、ということなのだと思います。
一言補足すると、治療法の選択に当たって患者の意思は思ったよりも強力に尊重されることが、今回の治療体験を通じて分かりました。病院では、手術はもちろん、CTを一回撮るだけでも同意書にサインを求められます。おそらくは、訴訟対策としてそこまでやらないと病院のリスクが大きいということなのでしょうが、一事が万事そのような調子なので、治療法の選択についても、患者側の意思が尊重されます。「先生の判断に従わなければいけない」と、つい思い込みがちですが、そうではなく、決定権は患者側にあります。
【山崎 元】がんになって再確認「がん保険は要らない」
山崎 元経済評論家
民間生保の、がん保険は要らない。この理屈が分からない人は、何度でも騙されて、計算ではなく、感情に動かされる、「カモ」になる側の人を脱することができないでしょう。
ふと思いついたのですが、お金の情弱3点セットとして、以下の3つがどうしてダメなのかを丁寧に説明すると、なかなか良い金銭教育になるように思われます。
【お金の『情弱』3点セット】
1)リボ払い
2)がん保険
3)ファンドラップ
それぞれ、ダメな理由がちがいますが、何れも完全にダメです。近々、さる学校で20歳くらいの学生さんを相手に話をする予定があるので、ダメな3点セットと、行うべき「ほったらかし投資」を組み合わせて一コマ喋ってみようかと思います。
このように、ダメなことを指摘してやりたい!というようなテーマが見つかると、病院で貰う薬よりも元気になります(笑)。
【山崎 元】がん再発で余命宣告「半年から1年」で何ができるか
山崎 元経済評論家
読者の皆様、ご心配をお掛けして恐縮です。正式な「余命宣告」というわけではなくて、以下のようなやり取りが、CTの画像を見て再発に驚いている主治医との間でありました。
山崎「再発で、あちこちへの転移ということになると、時間の使い方を考えないと行けませんが、ある程度元気に動けるのは、半年、一年くらいと覚悟した方がいいのでしょうかね?」
主治医「いやー。山崎さんの場合、進行が早いので、半年保つと自信を持っては言えませんね」
主治医が率いるチームの部下(医師)によると、主治医が期限について言及することはごく珍しいのだそうです。ふと、口から出たのでしょう。ともかく、進行状況は様子を見ないと分からない、ということでした。
「元気な活動が計算できるのは、保守的に見ると3か月くらいか」と思った時には、精神的な時間軸の調整に少々慌てましたが、「まあ、しかたがない」と思いました。
あれからちょうど半年が経ちましたが、私は、いくらか不自由があり怠惰だとはいえ、食べて、歩いて、喋って、原稿を書いています。痛い、辛い、ということはまだありません。治療が有効なのかもしれませんし、少なくとも、半年前に心配したよりは進行が遅い。
治らずに悪化するのだとしても、それがゆっくりだといいのだと思っています。将棋に譬えると、形勢が不利な将棋の手数を伸ばす努力をしているような感じです。
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