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日銀は長期金利抑制をすぐにやめよ、円安で日本が壊れる
安東 泰志ニューホライズンキャピタル株式会社 CEO
今回は円安に絞っての論考だが、野口先生の著書では、それに限らず広範に、いわゆるアベノミクスの失敗とその原因を極めて冷静に論じており、それらは僕が一貫して言ってきたことでもある(NPでは、いつも袋叩きに遭ってきたわけだが)。そろそろ政治が目を覚まして欲しい。努力も痛みも取らず、ただ金融緩和して財政を拡張すれば景気が良くなるなんてことはありえない(その定義から、一時的にGDPは嵩上げされるが)。世の中にフリーランチはないんだから。
誤った政策に突き進んだ結果、円安により国家の地位が下がり、国民の購買力が下がり、皆が窮乏化していくさまは、見るに堪えない。
もちろん日銀が政策転換したら、株価は大幅に調整するだろうし、過剰債務企業は苦しくなるかもしれないが、株価が下がって困るのは富裕層であり、過剰債務問題は政策の力で生産性の低い中小企業の退場や合従連衡を進める契機になる。痛みを伴わない生産性の向上はなく、また富裕層より一般庶民の生活を守るべきだ。
21日の円買い介入、過去最大の5.5兆円規模か 市場推計
安東 泰志ニューホライズンキャピタル株式会社 CEO
以前から書いているように、ディーリングルームにおける過去の幾多の実体験から、介入には短期、中期、長期の効果がそれぞれあります。今は中期、つまり、介入が繰り返されているためにドル高のスピードが鈍っている段階。この後、長期的には資本取引の波には勝てず、介入の効果はほぼなくなる。つまり日銀が政策金利の引き上げでもしない限りはドル高に向かうでしょう。そもそも自国通貨安を目指す中央銀行なんて、日本だけ。馬鹿な政策は早く転換すべきです(株安とか、それこそ金持ちしか影響を受けない副作用を気にするより、国力と庶民の生活を守るべきです)。
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https://newspicks.com/news/7700021/
https://newspicks.com/news/7597317/

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