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ドイツ緑の党が首相候補発表 ベーアボック共同党首 支持率上昇
毎日新聞
千葉 知世大阪府立大学 准教授
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【船橋洋一】「危機に弱い日本」はずっと変わっていない
NewsPicks編集部
千葉 知世大阪府立大学 准教授
これから気候変動に加え、南海トラフや富士山噴火、様々なハザードが複合的に起こる可能性が指摘されているなかで、自然災害は内閣府が、人為災害は内閣官房が、原子力災害は原子力規制庁が…みたいな陣取り合戦の構造は、早急に改善しないとやばいと思います。 「いま=ここ」でないものが重視されないというのは、バンバン予算削減されている文系研究者の端くれとして痛切に感じるところです。 危機管理を担う組織が、ハザード発生時に機能するには小さすぎるのも(例えば防災管理担当の職員数の少なさ、保健所数や人員の少なさ→PCR検査数の少なさ…)、イマココ偏重の表れかもしれません。 なお、古市達郎先生は「究極の危機管理」の中で日本人・日本社会の危機意識の低さの背景要因として次のような点を挙げられています(雑な要約なので原文をご参照ください…) ・地理的要因…極東に位置する日本では外敵襲来の機会が少なく、欧州のように隣接国同士が侵略や支配のために争った経験がなく、情報感覚や意識に疎い。WWII後も米国の庇護下で経済に専念し、国家の安全を学ばなかった。 ・民族的要因…深刻な民族対立の経験がなく、宗教対立や大量殺戮などの経験や理解が乏しい。 ・文化的要因…日本は農耕文化の国。農耕作業は集団による共同作業で、収穫は全員で分かち合う。共同作業に支障が出る、共同体内の揉め事は避けたがった。狩猟民族は獲物や狩猟地を巡って必然的に他集団との争いが発生し、情報能力が鍛えられた。
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住宅の太陽光義務化「視野」 温暖化ガス目標強化に意欲―小泉環境相
時事ドットコム
スタバ、冷たいドリンク全23品目の容器を紙製に…年間6700万杯のプラごみ削減期待
読売新聞
千葉 知世大阪府立大学 准教授
海でごみを回収していると、スタバのカップは毎回のように目につきます。プラ使用削減はどんどん進めてほしいことです。 一方、「紙コップで代替すれば解決する」問題ではないことにも留意が必要。 使い捨て紙コップはプラコーティングされているのでリサイクルできない物が多く(※1)、自然分解もされません。消費者側に正しい知識がないまま紙に替わることで、「紙だから捨てても大丈夫でしょ」といった安易なポイ捨てが増えないことを願います。 また、紙コップに替わったところで、使い捨てであること、消費量が膨大であることは変わりない。紙の原料となる植林木のプランテーションが、原生林の破壊を引き起こしている地域も依然としてあります(※2)。 スタバは、国際環境NGO Conservation International(学生時代にインターンとしてお世話になりました!)とパートナーシップを組み、コーヒー産業のサステイナビリティを率先してきました。プラ分野でも、より抜本的に業界全体の改革に取り組んでいってほしいです。 ※1 スタバはNextGen Cup Challengeというコンペを後援するなど、コンポスト・リサイクル可能なカップの開発にも取り組んでいます。勝者12社はこちら:https://www.openideo.com/content/nextgen-challenge-top-ideas ※2 スタバは、森林認証制度であるFSCの認証紙を用いた紙カップを一部使用すると発表しています(2020年9月プレスリリース)https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2020-3621.php
161Picks
食品廃棄削減へ 値引き販売の手続き簡略化 ファミリーマート
NHKニュース
千葉 知世大阪府立大学 准教授
なぜコンビニはスーパーのように見切り販売をしないのかというと、見切り販売すると、加盟店の取り分は増えるが本部の取り分が減ってしまうからだそうです。 出典 https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20200514-00177430/ これまで、コンビニ各社がロスの問題に真剣に取り組んできたとは見えません。たとえば今回記事になってるファミマですが、2016年に開始したフランチャイズ契約パッケージの中に、廃棄ロスに対する助成金が組み込まれていたらしいです。これは、 廃棄ロスの大半は本部ではなく加盟店が費用負担 →ロスを恐れる加盟店は発注と在庫を減らそうとする →機会ロス(売れるはずだったものまで売れなくなる)が発生 →本部の利益まで下がる となるのを防ぐため、本部が廃棄ロスのコストに対し助成するというもので、加盟店が廃棄ロスを出すインセンティブを与えるようなものです(今も続いてるのかは知りません) 出典 https://aichiu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=9541&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1&page_id=13&block_id=17 今回は見切り販売を簡略化&本部負担を増やすということで、逆のインセンティブを設けたようですね。 「お客様にいつでも新鮮で良い品物を!」という姿勢は素晴らしいですが、それが売れ残りと廃棄を前提にしているようでは時代遅れ。 日本の食品ロスの数%はコンビニから出ていることからも、加盟店が競ってロス削減に取り組めるよう工夫して欲しいです。
270Picks
女性研究者は16%の衝撃 OECD最低レベルの現状に沖縄から挑戦する
朝日新聞GLOBE+
千葉 知世大阪府立大学 准教授
研究職以前に、大学院進学の時点で女性の割合がぐっと下がります。さらに遡ると、学部の段階ですでに、大学院進学率の低い学部(人文・教育系)に女子生徒が多く在籍していて、進学率の高い学部(理工系)に女子が少ないです。 そう考えると、高校以前からバイアスがかかってるんでしょうね。 また、研究職になってからも、昇進には男女差があり、上位のキャリアになるほど女性の割合が下がります。 男女共同参画学協会連絡会のアンケート調査(平成24年度)によれば、指導的地位にいる女性研究者が少ない理由として 1 家庭と仕事の両立が困難(64.1%) 2 途中離職や休職が多い(52.3%) 3 指導的立場にいる女性の数が少ない(50.8%) 4 業績評価に育児・介護に対する評価がない(46.7%) などが挙げられています。 わたしは幸いなことにテニュアトラックにつけましたが、運に助けられた部分も大きい。なので、自分の後輩が「研究職に就きたい」と相談してきたときには、覚悟が必要だよ、と伝えているのが現状です。 まず、研究職に就けるかどうかはきわめて不確実です。 前任が退職したタイミングとか、新たなプロジェクトが始まるタイミングとかでしか、ポストが空かず雇用が生まれません。加えて、めったに自分の専門領域とマッチするポストは空きません。 また、ものすごく狭き門です。一つのポストの倍率が何十倍みたいなこともザラにあります。運良く自分の専門領域のポストが空いたとしても、そのタイミングに合わせられるとは限らない。 ここまでは男女問わずですが、女性には不確実性がさらに増します。例えばその時、妊娠を考えていたら?育児中だったら?介護中だったら…? さらに、研究は基本的に絶え間なく続くものなので、「ちょっと休みます」が難しい。データの途切れや、共同研究者とのタイミングのズレは、研究にとって致命的なダメージを及ぼします。 なんとか休みを取ったとしても、妊娠・育児期間中ほとんど研究業績をあげられず、業績書が空白になってしまうと、キャリアアップにも不利でしょう(これは研究職に限らないと思いますが) 近年はこうした女性研究者の現状を改善すべく、各大学さまざまな支援制度を設けたり、積極的な女性の採用を進めています。ある意味チャンスの波が来ているので、どんどん女性に出てきてほしいと思います。
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「エコ商品」はほんとうに地球に優しいか…?日本人に知ってほしい「意外な真実」
マネー現代
千葉 知世大阪府立大学 准教授
グリーンウォッシュ(あたかも環境に配慮しているかのように見せかける表示)が、日本でもようやく認知されるようになってきましたね。 欧州ではかなり前からある議論で、例えば国や広告業界団体が基準やガイドラインを設けたり、グリーンウォッシュと判断された表示が国の規制当局から罰金を課されたり、自主規制団体から修正を求められたりする例も普通にあります。 日本はそのへんユルユルでしたので、率直にいって、似非エコに溢れてます。(何を似非と定義するか、も難しいですが) ただ、ここからは想像ですけど、企業も意図的に騙そうとしたというよりは、環境問題に対する知識が不十分だったり、過剰なアピール欲が先走ってしまったりで、「悪気はない」場合も多かったのでは思います。 今後はそれを許さない市場を作っていかねばなりませんが、その役割を消費者だけに求めるのは限界あるでしょう。 そこでアパレルに期待したいのは、自主的に本質的な環境商品のマーケットをつくり、そこからエセを排除していくこと。グリーンウォッシュの認識が日本でもようやく高まりつつあるので、これをチャンスとして、環境ファッション市場を確立してほしいです。
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微小プラ、魚介で年5万個摂取か 日本は13万個、英大学分析
共同通信
千葉 知世大阪府立大学 准教授
マイクロプラスチックの生態影響は、現時点ではよくわかっていません。知り合いの専門家からは、そもそもマイクロプラは海の中だけでなく、飲用水にも空気中にも食べ物にも混じっているので、マイクロプラへの曝露の有無による比較研究が難しいと聞きました。 よくわからないぶん、「食べても糞になって出るから大丈夫」とか、「魚の内臓だけ避ければOK」とか色々言われてるようですが、そう単純な話でもないことが徐々に明らかにはされてきています。 生態影響として主に問題視されているのは ◾︎プラの製造過程で加えられる添加剤(可塑剤、紫外線吸収剤、臭素系難燃剤など)による毒性…添加剤の中には、例えば内分泌かく乱作用や生殖毒性をもつものが含まれる ◾︎プラを構成するモノマー・オリゴマーによる毒性 ◾︎ナノプラスチックが消化器系を抜け出し、細胞膜を通過して、免疫系や脳に入り込むなど組織を傷害する可能性 ◾︎プラによる海中のPOPs(残留性有機汚染物質)の吸着→水鳥やクジラなどの高次栄養生物に移行し、蓄積 昨年末にはヒトの胎盤からプラが検出されたという論文が発表され、話題になりました。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412020322297 海洋中のマイクロ・ナノプラの量は今後も増えていくと予想されてます。そのへんの不確実性も踏まえつつ、現状認識としては 「生物影響が顕在化していないので大丈夫」と捉えるのではなく 「実環境下での影響を評価する手法が十分に開発されてこなかったので、まだよくわかっていない」と理解した上で、予防原則にしたがうべきかと思います。
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