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Sequoia dramatically revamps its fund structure as it looks to rethink venture capital model
TechCrunch
Koichiro NakamuraSozo Ventures MD
以下1VCの視点です。 当方の理解では上場後も株式によっては保持するプラクティスはすでに起こっており、このような契約自体を見直す以前に期間の延長以外にも、それぞれのLP分に関して売却時期を別々に判断できるような仕組み等の検討が進んでいます。 ただ、VCのアセットに対する難点の一つが10年ですら他のアセットよりも長いという点にあります、したがって、そもそも、このような期間延長オプションに対してLPの賛同が取れる場合は一番シンプルなのが、10年の期間でそれなりのリターンが実現できている、(もしくはそのようなトラックレコードがある)VCに限られます。具体的に言えば、例えばセコイアが10年の期間が終了後、すでに数倍の利益を配分済みであれば、あとは活動に応じたマネージメントフィーの減額、もしくは減免を行えば、期間延長に反対するLPはいないと思います。今回の議論はそれをいちいちやるか、そもそも契約内容自体を見直すかという点だけの話という見方もできます。また、このような契約に対して、年々厳しくなるVC エグゼンプション登録の制限がどうなるかも非常に気になる点になります。この点もVCとしての登録からRIAへ乗り換えている巨大ファンドには問題にならない点ですが。下衆の勘ぐりかもしれませんが、このようなメッセージは年々厳しくなる当局のVCエグゼンプション登録に対する一つの反論なのかもしれません。 それ以外のソリューションとしては冒頭説明したように上場後の株式のVCのアカウントにサブアカウントを作り、ファンドとして利益確定できるタイミングでLPそれぞれとGPが別個に売却を決定できるという仕組みです。こちらもメリルリンチがセコイア等といち早く導入を進めていると聞いています。この点の難点はファンドパフォーマンスが各LPのサブアカウントへの配分を決めた時点で確定するという点になりますが、実際のLPのニーズにはより細かに対応できるというメリットがあります。 セカンダリーの取引制限とあわせて、VCも相当のリソースが必要ですがRIAの資格を取りスタートアップ向け総合金融サービス業化を目指すファンドとVCに特化したファンドに2分していくのではないかと思います。どのような選択肢を考えるべきかいろいろ考えさせられます。
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