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モデルナ製ワクチン、変異種に有効 南ア種では効果弱まる恐れ
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
変異種にも有効であることはよいことですが、もしたとえ変異種には効果があまり期待できないとしても、ワクチンを接種する意義は十分にあります。従来の新型コロナウイルスには十分有効で、しかも日本で感染が広がっているのは現状まだ従来のタイプがメインですので。
緊急事態宣言 1カ月程度の延長案も
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
言わずもがなですが、今のまま延長しても、効果がないどころか、真面目に遵守している方々がさらに疲弊していくだけです。
施策の変更も必要なわけですが、それは入院拒否への罰則ではなくて、
もしそのような罰則を設けるのであれば、感染を本当に抑え込みたいのであればせめて、自宅療養中や検査結果待ち中の他人との接触に対して、とかではないでしょうか。
乱暴なたとえですが、たとえば、COVID-19にかかわる診療は全て自費、とかすると、みんな本気で他人との接触を避けて感染予防に必死になるのではないか、、と思ったりもします。そうすべきとかではなく、現状のようなゆるい政策ではもう限界であることは明らかなので、方向転換は必要ではないかと。
病床の多い日本でなぜ「医療崩壊」が起きるのか
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
記事の内容はやや偏った視点からのご意見なので、以下ご参考までに。
『医療崩壊』という言葉はキャッチーですが、なにをもって『医療崩壊』なのかその定義は定かではないですよね。
これまでの当たり前の医療が受けられなくなる=医療崩壊
とするなら、日本の場合は、これまでの当たり前が、ものすごく恵まれた高い水準です。この状況でそれを維持しつつ、滞りなくCOVID-19患者さんも受け入れできると考える方が無理があるかと思います。
なんで医療体制を整備してこなかったんだ、という声もききますが、
前回の緊急事態宣言時すでに医療崩壊が噂されてましたが、当時よりも何倍もの感染者がでている中で、通常の医療もちゃんと行われておりますし、
そもそも、COVID-19患者の受け入れをなすりつけあっているわけではなく、院内感染によりスタッフ不足になってしまったりなどで受け入れたくても受け入れられない状況になってしまうから、机上のベッド数すべてが活用されるわけではないのです。
通常の医療を制限したり、医者をかき集めたとしても、医療のキャパに限界があるのは明らかで、
(もちろん、もっと有効活用する方法はありますが)
感染自体を抑えていく、という方向にも引き続きしっかり注力していくべきと思います。

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