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文化人類学者と考える「豊かさ」と「今」
【直撃】MUJIアパレルのトップが語る「V字回復への道筋」
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
MUJIっぽさ、という話になると濱口秀司さんが海外向けにした「MUJIとは何か?」のプレゼンを思い出します。MUJIは日本人的思考の象徴である、という話で、①Less is more(より少ないほうが豊かだ)。②AもBもほしい(バランス型)。このような思考が反映したブランドであると。この価値観に隣接するヨーロッパと中国ではMUJIは流行って、1番遠いアメリカでは伸びてない、というストーリーでした。
「◯◯っぽい」というイメージをチームで目指すのは、ブランディングの問いとしては正しいようですが、記事で「引力になる・枠を作ってしまう」という部分に学びがあります。それこそアパレルの流行のように揺り戻ししながら、時間をかけて作られていくものなのかもしれません。
【須貝健彦】ファミマで900万足売れたソックスの舞台裏
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
ファミマのロゴカラーの配色デザインが印象的なラインソックス。なにげに重要なのはこのラインの色。認知度が高いファミマのロゴと同じカラー商品をシンボル的に取り扱ったことでファミマ=靴下と想起できたことも、ブランディングとして機能したのでは?他の展開カラーもとてもかわいいですが、流行りのカラーは著作権もないので簡単に真似られてしまうし、ファミマカラーを活かしたスタートの印象で独自性をうまく作る足がかりにつながったように見えます。
須貝さんが松浦弥太郎さんの本を愛読していると言うのも面白いです。大量消費なコンビニと丁寧な暮らし。一見相反するようなものに見えますが、生活のインフラになり得たコンビニにその概念が浸透していくというのはある意味必然なのかもしれません。
【超実践】辺境探検家が教える言語習得5つの掟
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
「お行儀よく効率的に学ぼう」的な文脈が令和の若者にウケそうな時代ですが、「飛び込め傷つけ体験しろ」的な昭和ハードボイルド価値観の重要性を感じます。この一文がキモで、言語取得をビジネスや恋愛のレベルアップと捉え直すと納得感があります↓↓
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言語をある程度習得するには、(レベルにもよりますが)数カ月〜数年単位の学習期間が必要です。「話せたらいいな」程度の動機が、そんな時間を費やすモチベーションになるわけがないですよ。
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勉強=モチベーションを保ち続けることで難しい。勉強でなく困難に飛び込み解決しろ。人はペインとゲインに身を曝されると劇的に成長する。そんなメッセージを感じました。ポジションが人をつくるとはうまく言ったものです。
著書内でキャッチーな言葉選びが多く気になりる本でした。
【読書】選ばれる営業になるための「ファンづくり」
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
>ファンづくりのために必要なのは「関係構築のフォロー」
先日、売り上げ好調の誰もが知る企業のセールスチームから年末のご挨拶ギフトノベルティの引き合いを頂きました。オリエンのゴール設定には「お客様へのご挨拶と感謝を伝えて関係性構築」。まさにこの本で取り上げているような内容です。
なんでもセールスを受けてみると感じますが「釣った魚に餌をやらない」傾向はどうしても出てしまいます。その会社はゴリゴリのデジタル管理してるはずなのに、KPIが可視化されづらい「関係性の構築」にコストをかける必要性をわかっている。こういう会社はやはり強くて、最後に選ばれるんだなと、記事の内容と実体験が結びつきました。
【古原徹】やらされるサステナブルから、楽しいサステナブルへ
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
パッケージの文化比較のテキストを読んだのですが、日本の商品やギフトなどの包装は、海外から見ると異常なクオリティ(量も質も)だそうです。サステナブルな観点からしたときに過剰包装ではないか?と問いもでてきますが、一方でパッケージが商品の体験を鮮やかにする側面もあります。
飲料パッケージは、あくまでも機能ファーストで安全に運べる、飲むときにこぼれない。機能を担保すること基本であるのに対し、使い続けたくなるデザイン性や、飲むときのワクワク体験を目指したストーリー。開発がマーケ的な視点を取り入れていくプロセスが素晴らしいですね。もちろんサステナブルな取り組みも。
機能と感性はいつもコインの表と裏になりがちですが、そのバランスを見極めて評価する姿勢がプロダクト開発の視点として必要なのだと学びになりました。
【古原徹】アサヒ「生ジョッキ缶」開発者の華麗なる転身
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
生ジョッキ缶の話なのでマーケティング的な話かな?と思ったらパッケージを専門とされている方が作られたというストーリーからの始まり。意外性があって面白いです。
私自身も間伐材やパッケージを使ったモノづくりをしていますが、サスティナビリティに興味があると言うのも共感です。「地球にとって、このモノづくりはどうなのか?」という問いが確実に立ってきます。
メディアの論調や興味を持つきっかけとなる原体験ももちろんあると思いますが、モノづくりの過程で実際に工場などの現場に行くと、何が無駄になっているのか、この素材を使わなくても良いんじゃないか、と言う発見や気づきが手触りを持って感じられるのも大きいですね。
おそらく生ジョッキ缶の開発プロセスの中でモノづくりの気づきや葛藤のストーリーもありそう?なので、その辺りのお話が楽しみです。
【対談】ビジネスパーソンを虜にする「ファスト教養」を斬る
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
難解な話を簡単に(ファスト的に)しようとする場合、わかりやすさ、お手軽さを加えなくてはいけないので、早めに掴めるゴールをぶら下げる短距離走的になるのかもしれません。
教養=ビジネスにつながる=儲かる。ファスト教養は、教養の間口を広げたものの、ゴールが本質とずれていってしまったと理解できました。この視点を持つとYouTubeのコンテンツなんかはファスト○○の相似形に溢れてるようにも感じられますね。
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【学び】
ファスト教養が特徴的なのは「自由」というものの捉え方が、「ビジネスに役立てたい「お金によって自由を得たい」と言う考え方である
自由であるということは、自分の頭と言葉や経験で練り上げていった価値基準があるということ。「ファスト教養」は教養ではないのは、自分なりの価値基準を獲得することを目的としていないから
大切なのは、目的と手段の関係をはっきりさせておくこと。そのときに、何よりも重要なのが「目的を先に考える」ということ
結局「遅く考える人」が賢い理由
人生はたった4000週間。さて、どう過ごす?
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
(子育てや困っている人を助けるなど)自分が正しい場所で、正しいことをしているという感覚が、心の深い場所で得られるような瞬間に時間を使う
→この部分が刺さりました。子育てと起業の板挟みを2年くらいやってきたのですが、すべてはそのアンコントローラブルさが課題でした。子供が熱が出ればすべてのタスクが止まる。そもそも朝と夜の時間がなくなる。子供のイヤイヤ期など親の思い通りには進まない。そして仕事に100%で打ち込めないストレスがありました。
その苦しみの前提には、「私たちが時間を含むすべてをコントロールしたい」と言うことがある。天災など自然現象には祈るしかないのに、人間の営みはコントロールできると思ってしまう。そこから少し離れたところに人生の豊かさがあるのは、ある程度の攻防を経て、その通りかなと思うところです。
お金と時間に余裕があれば、そんなに焦らずもう少し楽しめるんですが…笑
【発見】あなたが思う以上に、人はあなたを助けたがっている
ミウラ ユウジ株式会社tetote 代表取締役
自己資金で起業したのですが、人に仕事を頼むには依頼内容と支払うお金が見合ってないことが多く、そのバランスの悪さに「申し訳なさ」をずっと感じていました。
そんな中、快く手伝ってくれる人は
❶会社の描くビジョンに共感してくれる
❷その人のもつ「この能力」が欲しい!と具体的に伝えている
と、依頼内容と対価のバランスが悪くてもやってくれています。そこは記事と自分の経験が結びついたので腑に落ちました。
【学び】
・頼むコツ=具体的で期限を設けて、なぜあなたなのか?相手が理解できる言葉を伝え、ちゃんとその後に感謝する。
・(依頼をした側は)手伝ってくれた人が感じるわずらわしさを過大に予想してる
・手伝ってくれた人が人助けをしたことで感じる満足感も少なく見積もりすぎてる。人は他者を助けることで健康にすらなる
助けを求められた人は豊かになる可能性があるのなら、どんどん助けを求める頼み上手な人間になりたいものです。
※この辺は(自助推奨の国/ムラ社会)日本とその他地域で感覚が違うように予想されるので、データとしては気になるところ。
NORMAL
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