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新型コロナでひきこもりは、今
NHKニュース
高橋 大地NHK 記者
「ひきこもりって、コロナとなった今は勝ち組じゃない?」 そんな声を聞くこともあったので、この記事を書きました。 新型コロナの影響で、ひきこもる人たちはどんな思いでいるのでしょうか。聞いてみると、「親がずっと家にいてつらい」「脱する機会を失った」という声も。 一方で、「ひきこもりの生活を、多くの人が疑似体験してもらうことで、自分たちのことを理解してくれる人が増えるかも」 「親もコロナで家にいるようになって、『何もしていないと思っていたけれど、ひきこもるってこんなにもエネルギーがいることなんだね』と親に言われた」 という声もあるそうです。 みんなが“ひきこもる”ようになったということは、実は、社会との“壁”を取り払う大きなチャンスでもあると思います。これまで、ひきこもりや社会的な孤立ということに興味のなかった人でも、それに目を向けて、その気持ちを考えてみる機会ができるということでもあるからです。 そうした意味で、記事でも紹介した現代美術家の渡辺篤さんの取り組みは素晴らしいと思いました。これまで、つながることがなかった人同士が今だからつながれるかもしれません。今後の展開にも注目したいです。 渡辺さんはこれまでにもひきこもりなどをテーマにしたプロジェクトを手がけています。過去、取材させていただいた時の記事はこちらから↓ https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/articles/survival_11.html https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/articles/survival_13.html
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相方は、ひきこもり ~新型コロナでも つながりを~
NHKニュース
高橋 大地NHK 記者
「友人くらいの距離感だと支えるほうも支えられるほうも重くない。支えられる範囲でそばにいる。それだけでひきこもっている人には大きなことだと思うんです」 ひきこもりの長谷川崇さんと、彼を友人として支えてきた和出仁さんのコンビ「キラーコンテンツ」の記事を書きました。 家族だと近すぎてしまうこともあるから、友人だからこそできることもあるって視点は素晴らしいと思います。誰かとつながっているということがいかに大切かっていうことをお二人にはあらためて教えてもらいました。 一方で、新型コロナウイルスの感染拡大によって、外に出る機会が減り、再びひきこもり傾向が出てきたという話は、長谷川さんに限らないことだと思います。コロナで社会とつながりが薄れる、孤立が深まるというのは辛いことです。 世界中の誰もが“ひきこもる”ことを求められるようになった今だからこそ、人とつながるということの意味、大切さを知ることができました。ひきこもりと、コロナという視点でも今後、取材を深めたいと思います。 記事の最後にも触れさせていただきましたが、キラーコンテンツのお二人がゲストとして出演される「みんなでひきこもりラジオ」という番組が5/7の夜にラジオ第1で放送予定です。よろしければお聞きください!
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