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新人教育にあたっての心の準備(ティーチングとコーチング)
note(ノート)
久田 邦博教育ファシリテーター、がんサバイバー
としての倫理観とそれに基づく行動指針を教えてくれたのは最初の上司とマンツーマン指導者の先輩だっだ。 僕の新入社員時代は携帯電話どころかメールも無い時代だから、上司や先輩が毎晩20時過ぎに帰って来る僕を待って膝を突き合わせアドバイスをして頂けた。時には互いの自論をぶつけ合い激論になったこともあった。上司は会社の方針に対する考え方や受け止め方を丁寧に教えてくれた。 恩送りとして僕も毎年組織に入ってくる後輩に同じように語り続けサポートした。 幸いなことにがんになり研修担当に異動出来たことにより多くの後輩と語り合うことが出来た。そのため若手が戻って来るまで待っていた。いつも僕がパソコンを閉じると若手がサッ寄ってきた。毎日数名の相談を受けると22時近くになった。 家に戻ると自宅に戻った若手からの電話が良く掛かって来た。この時間は重い内容が多かった。やり場の無い怒りや苦しみを受け止めてあげ少しだけアドバイスをすると声が明るくなっていった。 ひとを育てることは手間が掛かる。手間を惜しむと大切なものを失いかねない。 若い人も目先のことばかり見ずに、なりたい自分になるためへのプロセスを考えることをお勧めしたい。
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