Picks
229フォロー
17997フォロワー


再生エネルギー拡大で数千円の電気代上昇…国民の負担額試算
大槻 奈那マネックス証券 執行役員 /名古屋商科大学大学院 教授
ちょうど欧州では銀行にグリーン関連資産の割合を開示するよう求める規制が発表されました。グリーン関連の融資は貸出ニーズの拡大もあり、若干利鞘が落ちるとされます。このようにグリーン政策は、参入業者以外の、国民にも資金提供者にも政府にも、短期的にはコストがかかります。
しかしそもそも、グリーン政策は、長期的な社会のサステナビリティのための施策です。短期的なマイナスの数値はニュースになりやすいですが、政策を遅らせることは、長期的な社会コストを押し上げうることも、合わせて報じるべきだと思います。
長期金利上昇 大手銀行 住宅ローン金利引き上げの動き
大槻 奈那マネックス証券 執行役員 /名古屋商科大学大学院 教授
直近2020年11月時点で、固定型を選んでいる人の割合は37.1% (最初の数年間固定のものも含む)。長期金利の低下にもかかわらず、この数年間減少しています。
固定型も変動型も、それぞれ10年金利、短期プライムレートに連動するとはいえ、これらの金利から銀行が「優遇」するので、借り手の金利は結局その優遇幅次第です。銀行はこの数年間、目先の低さを売りに変動型の金利をバーゲンしてきたので、長期金利が低下しても変動の割合が上がってきました。
もう一つ、銀行が固定型に積極的でない理由は金利リスク。30年固定などの超長期物は、金利リスクのヘッジ手段が極めて少ないので、長期金利が上昇すると仮定するなら、これまで以上に変動型を有利にする戦略を取るでしょう。
米長期金利一時1.61% 株価大幅安、各国で警戒広がる
大槻 奈那マネックス証券 執行役員 /名古屋商科大学大学院 教授
長期金利と株価の関係は、長期間でみれば非線形かつ緩やかな負の相関が見られます。昨年12月頃までの米国株は概ねそのトレンド線に乗っていましたが、その後株価だけが大きく上方に乖離しました。つまり、金利との関係で見れば、そもそもこのところの米国の株価はスピード違反だったのであり、金利上昇がそれを再認識させる契機になった可能性があると思われやす。
しかし、金利上昇がどこまで企業や家計にマイナス影響を与えるかと考えると、10年前に比べて金利の水準は2ポイント以上低く、収益や所得は2割以上拡大しており、銀行の貸出余力も大幅に増強されているので、中長期的なファンダメンタルズへの影響はまだそこまで大きくはないと思われます。
ビットコイン、一時5万ドルに近づく-最近の動き受け最高値更新
米テスラがビットコイン15億ドル購入 価格は最高値に
大槻 奈那マネックス証券 執行役員 /名古屋商科大学大学院 教授
テスラは自身のビットコイン購入に加え、ビットコインでテスラ車を買えるようにすると発表しています。加えて、一部の著名機関投資家についてもビットコイン購入の可能性が報じられています。
特に注目したいのは、テスラ車の決済に使われるかも、というところ。これまでもPayPalの決済にビットコインが容認されるなどの発表はありましたが、あくまで小口決済の印象でした。今回は数百万円規模の決済ですので、実現すれば少なくとも話題性は大きいと思います。
因みにイーロン・マスク氏は、ビットコインどころか、ジョークで始まった犬のアイコンのドージコインがお好きらしく、このところ関連ツイートを繰り返しています。話題のSNSレディットでの盛り上がりもあり、ドージコインは1月末から何と10倍に上昇しています……

NORMAL