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【必読】クラブハウスを流行らせた投資集団「a16z」
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
ハリウッドの黒子をコピーしたエージェントモデルの徹底、単なるVCを超えるオピニオンメディアの立ち上げ、そしてついにVCの免許を放棄しての金融企業への変貌。 シリコンバレーを中心にしたエコシステムのここ10年の変化の歴史を垣間見ることができますね。
日本でも、VCが増えて資金余りが指摘される中で、投資先に対して独自の価値を出すために、特に1つ目のエージェントモデルに近い形はじわじわと広がってきつつあるように感じます(PEにおけるハンズオン支援の概念と、近しい部分もあるかと)。
"Software Eats Everything"といった言説や『HARD THINGS』のような著作、あるいは"Marketplace 100"のような知見でも業界に甚大な影響を及ぼしているa16z。日本のベンチャーのエコシステムの発展を考えていくうえでも、今後の動きに引き続き注目したいですね

【3分まとめ】ヤフー・LINEが経営統合で進める「10の方向性」
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
既存サービスがどのように統合されるか、に多くの解説がさかれており、ユーザー的にはそれもたしかに大事ではあるのですが、どちらかというと、サービスではなく経営統合により何を生み出していくのかに興味があります。
具体的には、かぶっている・重なっているものの統合ではなく、今はまだ明確に形のなっていない新たな注力領域にどのような投資を行い、どのようなサービスや価値を生み出していけるのか。特に圧倒的なデータをもつことになるZホールディングスがAI領域で何をしかけてくるのか。
そういう意味でも、Zホールディングス全体として統合的なデータ分析・活用ができる技術的な基盤や法的なポリシーや意思決定の枠組みがとても重要になってくると思います。統合のメリットを出す意思決定が現状の複雑なガバナンスの枠組みの中で適切にスピーディにできるか。そこが肝になるのではないでしょうか。いずれにせよ、今後に期待大なことは間違いないですね。

【必見リスト】社会を良くして稼ぐ、凄いスタートアップ10社
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
いわゆるディープイシュー(深い社会課題)をかなり長い尺をかけて解決するディープテックへのソーシャルインパクト投資。この流れは今後止まらないと思います。
ベンチャーカンファレンスに参加してスタートアップピッチを聞いていても、この1-2年で、ソーシャルベンチャーの存在感が圧倒的に高まってきているように感じます。背景として、ユーザーの圧倒的な意識変化だけではなく、投資家にESGやSDGsに関連する投資責任が課されたことは大きいでしょう(そういう意味ではこの分野でまだまだ日本は遅れている)。
2025年には、上記のようなソーシャル意識の高いミレニアル世代が過半数になるとも言われており、ドミノが倒れるように、さらに潮目が変わっていくのではないかと思います。
お店が近所にやってくる! 三井不動産が「動く店舗」で打ち出す、買い物体験の新機軸

【3分解説】アップルはなぜ、「自動車事業」に乗り出すのか
JR東日本、駅のホーム上にシェアオフィスを開設へ--西国分寺駅と三鷹駅に
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
JR東日本にとって、不動産業は重要なビジネス。たとえば、エキュートやアトレのような「駅ナカ」の施設は、世界的にみても、ユニークでありかつ非常にすぐれたビジネスモデルだと思います。
商業施設でなくオフィス施設としても駅ナカの不動産価値を最大活用する。これからいろいろな駅においてもつくられていくのでしょうが、発想としては空港のラウンジとかと近いのではないでしょうか。
個人的には、駅のホーム上というのはオフィスとしては空間的に頭のスイッチ切り替えが難しく、ひと工夫欲しいところ。まだまだ実験的な取り組みに見えますが、本業の苦しい状況が続くJR東日本にとって新たなビジネスのタネになっていくかどうか。
仕事への満足度、高めるのは「関心」か「環境」か?
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
企業の魅力をあらわす以下の4Pのフレームワークが個人的に好きです。
・Philosophy(理念・目的):組織のビジョン・目的に対する魅力
・Profession(仕事・事業):組織の活動に対する魅力
・People(人材・風土):メンバーと接する事で得られる魅力
・Privilege(特権・待遇):組織に属する事で得られる処遇や特権
本記事はとりわけこのProfession vs Peopleの話、仕事の内容か人かという話に近いと感じますが、これは人によっても違うし、キャリア・ライフステージによっても変わってくるのではないでしょうか。
自分自身を振り返ると、この4Pの中での優先順位も変わってきていますが、その中でPhilosophyを最重要にしているというところは変わりません。Why?に答えられるということは働くうえで最強の心のアンカーだと思います。

【完全解説】なぜ、世界はこんなにも「不平等」なのか?
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
豊富なファクト・データをもとに論考がすすめられており、読み応えのある記事でした。ハラリが『21世紀の人類のための21の思考』の中で、ファシズム≒全体主義の崩壊@1930年代、共産主義の破綻@1980年代、そしてブレグジットやトランプに象徴される自由主義の凋落@2010年代という世界の3つの「物語」の変遷を強調していたことを思いおこします。
ポスト自由主義・民主主義・資本主義はいかなるものになるのか。これは全世界的な問いだと思います。戦争や革命や疫病でしか広がった格差を是正できないのだとすれば、我々が立脚している社会・経済システムは明らかにエラーのあるものだと考えざるをえない。昨今の「社会的民主主義」の主張も、こういう文脈から出てきたものだと思います。
一点だけ、格差を示すジニ係数と人口100万人あたりのコロナによる死者数との相関関係を示すグラフから「格差は命に直結する」は若干性急な結論に思えました(相関関係はあるが因果関係とは違う気がします)。おしなべて大きな政府で社会的福祉、特に教育の仕組みが進んでいる北欧がアメリカやイギリスと真逆になっているのが興味深いです。
「先進国」という言葉の定義は、経済発展を前提にしたもだと思いますが、ある意味世界のロールモデルを示すものでもあるので、今後、その定義を変える必要があるのかもしれませんね。
「Microsoft Viva」発表、“従業員満足度”を向上させるための「EXP」総合サービス 「Microsoft 365」のオプションとしてTeams、Outlook、Wordなどから利用可能に
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
Employee EngagementからEmployee Experience(従業員体験)へ、人事責任者は組織のプロダクトマネージャーへ、という流れはコロナ前からの大きなトレンドでしたが、オンライン前提の働き方が広がる中で、「従業員体験2.0」が求められる、という話を以前noteに書きました。
https://note.com/sonetty/n/n6ff06095cf2b
Microsoftのこの従業員向けの体験プラットフォームは、リモート・オンライン前提での従業員の行動やそれにともなう価値観の変化を鑑みて、従業員(という顧客)とのデジタル接点や価値や体験を管理する、いわば組織のDXプラットフォームだと思います。
Microsoftらしい統合的なプラットフォーム、統合スイートとしてリリースされたプロダクトという印象。Linkedinを買収したときもそうでしたが、自社の圧倒的な資産をいかして、程よくジャンプした新規領域を攻める、そして徹底的に攻めるという、お手本のような事例に思えます。プロダクトの磨き込み次第ですが、長い時間をかけて広がっていきそうな気がします

【山口周】高給≠幸福。あなたは仕事に何を求めますか?
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
「自分株式会社」なるものを意識したときに、CEOとして何が続行や撤退の判断軸になるか≒「幸福感受性」を磨くこと、これが本当に大事だと思います。
自分株式会社を多角化して色々な事業や活動をやるもあり、選択と集中ではないけれど一つの事業を長く続けることに美学を見出すのもあり、もしくは「株式会社」という枠組みではなく非営利化して社会活動に重点をおくもあり。
本文は共感することばかりで類にいとまがないのですが、特にそう思うのは、揺さぶりをかけること、飽きのポイントを見つけること、固定費をあげすぎないこと、の3つでしょうか。
自分の幸福感受性ってさまざまな体験を経てみないと磨かれないですし、できるだけレセプターの感度をあげておく必要がある、つまり適度な「飽き」をちゃんと意識する必要がある。ちゃんと「ハマって飽きて」を繰り返すためにはある程度のアジリティが必要で、その変化に耐えうるように、固定費はある程度コントロールしておいた方が人生の自由度はあがるし、結果として幸福度もあがる。
経営も答えはないですが、人生にはもっと答えがない。ウェルビーイングにつながる自分なりのモノサシをつくっていきたいですね

【営業、技術、企画等】給与が高い人がした「経験」を初公開
曽根 秀晶ランサーズ株式会社 取締役
類を見ない興味深い分析ですね。キーワードで分析というのは斬新。ワードのみなので想像するしかないのですが、逆にそれがさまざまなパターンを想起させて、よりいっそう面白い。
クリエイティブなフリーランスの方でも、自身の時給や報酬をうまくあげていっている方は、スキルや業界などのタグをかけ算して希少性を高めたり、逆提案などをしてお客からの信頼性を高めたりしていますね。
ジョブ型よりメンバーシップ型が主流の日本においては、まだ個別の職種の専門性についての理解がマネジメントにおいて深くないため、各職種での技術や技能をあらわすようなキーワードはあまり多く出ていないという印象。評価の手法やアプローチとあわせて、ここも徐々に変わっていくのではないでしょうか

【猪子寿之】チームラボはこれから「サウナ」で世界を驚かせる

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