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ホンダは「週5出社」でNTTは「原則在宅」――テレワークやめる企業と続ける企業の「分岐点」
橋本 賢二キャリア教育研究家
企業は自社のビジネスの在り方、個人は自分がどう働きたいかでバシッと決める話です。他社がとか周りがとか、本来は全く関係ありません。
お互いに選び選ばれるように、自社の在り方を決めるのが人材戦略であり、自分の在り方を決めるのが自律的キャリア形成です。
そんなことを言っても選べないじゃないかのお声もありそうですが、選べないのであれば選べるようになるための努力するしかありません。妬みで状況は変わりません。
努力したくても様々な事情で努力しにくい環境にある方々の制約要因を排除していくのが公的機関役割です。
「インターンシップ」小手先のルール見直し アンフェアな就活モード“押しつけ”の現状
橋本 賢二キャリア教育研究家
インターンシップや教育に対する認識としては、概ね賛同します。
小学校段階からもっと職業選択を意識した教育をすべしとのことですが、教育を変えるべきとの主張は大人の責任放棄です。子どもたちのためといって、自分たちはほとんど変わらずに教育だけに変わることを押し付けている限り、何も変わりません。
子どもとて、変わっていない大人の世界を敏感に感じ取って、その世界に順応しようとします。より長い期間を建前を振りかざす大人たちと一緒に過ごさなければならないので、生き方戦略としては適切な選択です。
業界団体や政府の指針の横に並ぶことを目指している企業が大半な状況は、子どもたちはどのように見えるのでしょうか。
就活は教育と日本型雇用の闇が接合する領域です。教育の在り方だけでなく、インターンシップ含む就活や雇用の在り方までを問題視するべきです。変わるべきは教育だけでなく、この国の異様なまでに金太郎飴的な採用選考活動もです。
記事はインターンシップにも苦言を呈してはいますが、教育に対する注文が多く、それこそアンフェアです。
転勤へ配慮求める社員、6割の企業で増加傾向に 主要100社調査
橋本 賢二キャリア教育研究家
転勤には企業内の人材配置の柔軟性、人材育成、不正防止などの効果が期待できます。しかし、希望していない本人にとっては寝耳に水のような話ですし、生活や人生設計への影響や負担は軽くないです。企業も転勤に伴う諸経費(引越、住居の手配、諸手続き、それらを準備・決定・実行するための事務手続コスト)を負担することになるので、決して軽くはありません。
双方に精神的・金銭的負担を強いてまで転勤させる必要があるのでしょうか。
労働者においては企業主導の転勤を嫌うようになっており、転勤を見直す企業も増えてきています。最早、転勤は例外化しつつある過渡期です。前世紀的な転勤を強いる組織が選ばれ続けるとは思えません。
転勤が必要であれば、公募制を設けることや何らかの補填と引き換えに必要性を理解してもらう努力が必要です。

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