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【図解】格安の国、ニッポンの「10の衝撃」
NewsPicks編集部
Nobuhiko UekiT.Y.A. (Hong Kong) Ad & Communication Design Chief Executive Officer
香港在住です。何年か前からこうした傾向は顕著でした。香港では一蘭、一風堂を初めとして日本のラーメンを簡単に食べることができるようになりました。お値段は記事で紹介されているように一杯1200円くらい。ランチタイムには行列ができるほど人気です。一昨年だったか福岡に出張した際に乗ったタクシーの運転手さんにこの話しをしたら、へー、わたしなんか450円以上のラーメン食べませんもんねと言っていたのが印象に残っています。香港で食べる有名店のラーメンは高いだけではなく、麺の茹で方やスープの温度、サービス、あらゆる点で日本人には物足りないでしょう。だから香港の人々が日本に来れば実際の価格差以上にお得な買い物をしたことになります。所得が上がらない中、物価が上がらないのはもちろん企業や働く人々のたゆまぬ努力です。年収300万、400万であればランチのラーメンに1200円も払うのは厳しいですね。そのタクシーの運転手さんとは、こうなったら観光客向けの価格を設定しなければもったいないですね、と悪い冗談で盛り上がりました。僕が最初に香港に来た頃は、日本人がそうやってぼられていたこともあったんですけどね。香港の人々は口々に言ってました。「日本のものは何でも高い。」そして「日本人は金持ちだ」と。今、多くの香港人がジャパンはセカンドホームだと言うほどの、日本ファンになりました。彼らは言うでしょう。「日本のものは安くて、質がいい。大好き。」と。そして日本人は以前ほど金持ちではないことも気づいて来たと思います。
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