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地域交通「ボランティア輸送」はOK 謝礼は任意、アプリで支払い 政府方針
「スイスにオーバーツーリズムはない」 政府観光局長インタビュー
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
「幸いなことに、クルーズ船が寄港するベネチアやバルセロナとは異なり、スイスでオーバーツーリズムは起きていません(記事から引用)」
スイスのリゾート地がオーバーツーリズムにならない理由の一つとして、長期滞在客が多く日帰り客が少ないことがあります。
私が拠点としているツェルマットは、村内のベッド数が何十年もほとんど変わらず年間宿泊延べ数約200万人泊前後で安定しています。立地条件からすると、都市部から遠く(チューリッヒやジュネーヴから列車で約4時間)、車で来ると手前の村から登山列車に乗り換えないと村に入ることが出来ないので日帰り客が増えることを自然に抑えることが出来ています。カーフリーリゾート(一般自動車が乗り入れ禁止。村内は基本的に馬車と電気自動車のみ)として静かな環境を保つこともありますが、今後もオーバーツーリズムになる可能性はほとんどないと言えます。
全国に広がる行政実務者採用 自治体間の人材争奪激化か - 日本経済新聞
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
「今後自治体間で人材の争奪戦が激しくなる可能性がある(記事から引用)」
自治体の人材争奪戦は民間企業との間でも起きています。実務経験者よりも新卒採用の方が少子化の影響で完全に売り手市場となったこともあり、近年は国家公務員から自治体職員まで採用難が続いています。
人口減少社会における労働力不足はあらゆる職場で深刻化しています。今後、特に地方の人材不足を補うためにはIT・DX活用の取り組みだけでなく、自治体職員の副業・兼業での対応が重要になりそうです。既に、一次産業の季節的な労働需要に自治体職員が対応を始めたところもあります。
ところで、私がアドバイザーを務める気仙沼市では観光課の職員がご当地アイドルとして大活躍しています。若者が地元で輝ける活動を支援することは民間企業の好待遇に負けない魅力があると感じています。
https://youtu.be/cycKpuns_Yc?si=-hLyl-imv592ovLc
10月の外国人観光客は250万人オーバー、初めてコロナ前を上回る結果に
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
訪日外国人旅行者数は6月から連続200万人を超え、一人当たりの旅行消費額単価は政府目標2025年:20万円(2019年:15.9万円から25%増)を超えて21万円まで伸びています。但し、円安と世界的なインフレの影響があり、ドルや他国通貨建てになるとそれほど喜べるようなものではありません。
2012年度から2022年度10年間の旅行収支は、赤字(1兆69億円) から黒字(1兆4303億円)に転換しましたが、その他サービス収支の赤字は、1兆9026億円 から5兆7797億円へ3倍弱も膨らんでいます。2022年度のサービス収支の赤字5兆2765億円のうち、「通信・コンピューター・情報サービス」の赤字は約1.4兆円(2892億円から1兆6610億円)と約4割を占め、「専門・経営コンサルティングサービス」は2014年度と比較すると赤字が約1.4兆円(4585億円 から1兆8477億円)、研究開発サービスは約1.2兆円(5395億円から1兆7671億円)に赤字が拡大しました。
折角、インバウンド事業で巨額の外貨を獲得していても、観光関連産業のIT化やDX化を推進するあまりに海外の大手企業やコンサル会社等への支払いの方が多くなっているのは観光立国化を進める日本の大きな矛盾点だと言えます。
ハワイ行き入国審査、日本国内で 入管と協議、邦人観光客回復狙う
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
『グリーン氏は「円安や若者の旅行への関心低下」を理由に挙げた(記事から引用)』
今回の日本国内の入管審査の実施だけでは邦人旅行者の回復は困難です。今後も円安の影響が長期化しそうなこともあり、少々旅費が高くなったとしても絶対にハワイに行かねばならない理由や目的をたくさんつくることが必要だと考えます。
ところでハワイとは全く関係無いのですが、以前、スペイン・タリファからモロッコ・タンジェへフェリーで移動した時に船内で入国審査をしたことを思い出しました。デスクに係員が一人いるだけで手続きに時間が掛かった記憶があります。今も完全アナログ手作業で審査をやっているのでしょうか。

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