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「僕の仕事ではありません」と自己正当化に終始する…「指示待ち」の新入社員が腹の底に隠しているホンネ
西村 友作中国 対外経済貿易大学 国際経済研究院 教授
従業員の「指示待ち」傾向は中国でもよく聞く話です。ただし、積極的に自ら他人を手伝うことは無くとも、上司から明確に指示されれば、よほどの理由が無い限り断るケースは少ないと思います。
「少子化の影響もあって、親や教師が子どもを大切にし、すべてお膳立てしてくれる環境で育ってきた。」(記事引用)
中国でも、80年代以降の一人っ子政策を背景に、甘やかされて育ってきた若者が多いです。そのため、「中国は一人っ子だからわがままな子供が多い」とよく耳にします。
ただし、幼少時はそうかもしれませんが、多くの学生たちと接してきた私から見ると、中国の大学生たちの協調性は比較的高いと感じます。中国の大学は寮生活が原則義務付けられており、学生寮は4~5人部屋が一般的です。このような環境での集団生活を送ることにより、学生たちの協調性が養われているのかもしれません。
中国、24年成長率目標は5%前後 経済モデルの転換目指す
西村 友作中国 対外経済貿易大学 国際経済研究院 教授
政府活動報告を生放送でみていました。
今年の実質経済成長率目標は予想通りの「5%前後」となりました。この理由としては、「雇用と収入増の促進、リスクの防止解消などの必要性を考慮し、第 14 次 5 ヵ年計画と現代化の基本的実現の目標との整合性をはかり、また経済成長の潜在力とそれを支える諸要素についても考慮した」としています。
以前は、経済成長率を8%に維持しなければ社会が不安定化するという「保八」という考えがありましたが、現在は「保五」ということなのでしょう。
特に、コロナ以降において個人消費が伸び悩む中、積極財政で経済の下支えをする必要が続いています。今年も地方専項債の発行額は前年比1000億元増の3.9兆元となり、インフラ投資は増える予定です。また、超長期特別国債を1兆元発行し、一部重要プロジェクトに充てられます。
中国政府は少子化対策に躍起になっているが、厳しい現実に直面している
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