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ファイザー製ブースター、65歳以上と高リスク者限定-FDA委勧告
Bloomberg
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
ファイザーのワクチン接種後、時間とともに感染や発症予防に対する有効性が低下してくることがこれまでの研究で分かっていますが、重症化予防の効果は高く維持されることも知られており、3回目接種がいつどのタイミングでどんな人に必要なのかは必ずしも明確になっていません。 8ヶ月後接種の有効性を示したファイザーの研究は34名の少数の研究で、根拠として十分とは言えません。また、イスラエルからは大規模なデータが公表されていますが、60歳以上に限られており、発症リスク、重症化リスクが(リスクの比としては)大幅に低下すると報告されていますが、これも一般の方にまで適応できるデータではありません。 現時点で言えることは、ブレイクスルー感染が増えてきた今、3回目接種によって感染や発症予防への追加効果は期待できるものの、重症化予防効果は2回接種のみで十分維持されており、その追加効果は限定的(リスクの高い人ならありそう)ということです。 こういった背景から、今回ファイザーの申請を棄却し、高リスク者に限定する推奨になったと考えられます。なお、FDAは必ずしもこの推奨に従う必要はありませんが、通例からすればこの推奨通りになる可能性が高いと思います。
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モデルナ、新型コロナワクチン免疫低下の可能性が新たな解析で判明
Bloomberg
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
これまでモデルナのワクチンでは少なくとも接種後6ヶ月の間に高い有効性が維持されることが報告されてきました。 追加の報告として、臨床試験の参加者にはすでに接種後13ヶ月経過した人もおり、そこまでのデータが得られたため、報告されました。 接種6-8ヶ月後の人のデータと接種11-13ヶ月後の人のデータを比較すると、11ヶ月以降で明らかにブレイクスルー感染及びCOVIDの発症が増加しています。 ここには同時期のデルタのサージも相まっており、純粋なワクチンの効果低下という評価はしにくいですが、すでにデルタが世界的に優位な変異ウイルスとなっている現状では、この時期までにはワクチンの追加接種の必要性が高まることが示唆されます。 また、3回目接種によって、抗体の量が再び増加することも報告されています。しかし、どれだけ発症予防などの「効果」が高まるのかについてはまだデータがなく、今後の発表を待ちたいところです。 なお、ワクチン接種後時間とともに効果が衰えることは期待されていたことであり、むしろ時間が経過しても免疫が落ちない方が不自然です。タイトルはその測定期間にも言及しておらず、タイトルしか読まない読者がいることに気を配ると不適切だと感じます。 参考文献: https://investors.modernatx.com/static-files/4826b212-0777-4b17-852e-0f32ca42bc92
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ワクチン義務化で病院職員が相次ぎ辞職、分娩業務を継続できず NY州
CNN.co.jp
米モデルナ、新型コロナとインフルエンザの混合ワクチン開発着手
Reuters
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