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米FDA、ファイザーのワクチン接種対象年齢を12歳まで引き下げ
Reuters
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
米国FDAはファイザーのワクチンの緊急使用許可の対象を12-15歳にも広げることを発表しました。 背景となったのは、子ども2000名以上を対象とした臨床試験です。政治や感染状況によって対象を広げることにしたのではありません。同臨床試験で有効性は100%(ワクチン接種群でCOVID発症が0人でした)、また子どもに対する初期の安全性も確認されました。 この結果を第三者であるFDAが再度評価し、対象年齢の引き下げの運びとなりました。 子どもでも、高齢者と比べて「少ない」ながら世界的に命を落としている子もいます。また、合併症や後遺症に苦しむお子さんもたくさんいます。子どもから親や教職員に感染し、親や教職員が命を落とすケースもあります。 安全な学校運営や家庭生活のためにも、また社会としての集団免疫に向けても、重要な適応拡大となるでしょう。 これを受けて、日本でも対象年齢が近い将来拡大される動きになる公算が高いと考えます。 また、米国ではさらに、6ヶ月以上の子どもに対する臨床試験も進行中です。 引用文献(ファイザー社プレスリリース): https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/pfizer-biontech-announce-positive-topline-results-pivotal
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菅首相会見 ワクチン接種 1日100万回を目標とする考え
NHKニュース
NY、ワクチンで観光誘致 市長発表、州承認は不透明
共同通信
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
ニューヨーク市内では、すでに57%が1回接種を終え、43%が2回接種(ないしはJ&Jの1回接種)を終えています。 ワクチン接種の課題は、すでにワクチン供給の問題から、どうやってより多くの人に広げるかに切り替わっています。野球場で観戦客にワクチンを提供したり、ワクチン接種でビールを無料にしたり、予約なしですぐにワクチンが受けられる会場を開設したりといった取り組みが行われています。 市長の会見は「ワクチンで観光誘致」というよりは、観光誘致とともに未接種の観光客にはワクチンを広げるというニュアンスに聞こえましたが、「ワクチンで観光誘致」というフレーズもあったのかもしれません。仮にそう言っていたのだとしたら、「集団免疫が完成した」と満足に言えるほどにはまだ予防接種が広がっていないことから、科学的に安全な策とは言えません。 ただ、観光客が増加する中で感染者数が急速に減少しているのも確かですから、過去の感染も合わせて集団免疫に近い状態に達しているのかもしれないという楽観視もできるのかもしれません。 しかしそれは、今後の経過を見ないとまだ何とも言えない状況と思います。
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NY観光業、復活の胎動=市も巨額支援で後押し
時事通信社
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
ミュージカルのシアターが集まる、私の住むマンハッタンでは、いよいよ今週に入り1日の陽性者数は100人台にまで減少し、検査の陽性率も1%を下回り続けています。 1ヶ月前には1日あたり600人ほどでしたが、そこから対策を強化して減少したのではありません。規制緩和した中での減少というのがポイントです。 飲食店を再開し、国内旅行者も増加傾向にある中でのこの数字で、観光業が楽観的になるのは自然だと思います。 ロックダウンなどによる一時的な改善とは異なり、ワクチンによる集団免疫の獲得は、持続的な改善の可能性を与えてくれます。経済活動の本格的な再開にはもはや必須の要件とも言えるでしょう。 ニューヨークもまだ集団免疫の獲得と言えるほどにはワクチン接種が広がっていませんが、過去の感染者の多さも相まっての結果なのかもしれません。規制緩和により、今後どのような動向を示すのか、引き続き慎重な観察が必要ですが、少なくとも今のところは明るいニュースになっています。 Twitterでも定期的にニューヨークの様子を報告していますので、ご参考までにどうぞ。 https://twitter.com/yujiy0402/status/1390153813609357312?s=21
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