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リジェネロン、コロナ抗体薬に効果 米で予防薬として承認取得へ
Reuters
ソフトバンク、オンライン診療参入 5G活用
日本経済新聞
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
こちらニューヨークでは、大学病院レベルでも日常的にオンライン診療が行われています。 私自身の患者さんも3割程度はオンライン診療を選択されています。患者さんは予約時に来院かオンラインかを選択することができます。 特にコロナウイルスの感染者数が増えてくると、オンラインを選択される方も増えてくる印象で、最多では半数近くがオンラインの時期もありました。 医師側としても、オンライン診療の予約を集約して、オンライン診療だけの日は自宅から勤務するなどの融通がきくこともあり、その利便性は大いに感じているところです。 ただし、情報が限定されることが多く、特に内科診療にあたっては、十分な診療ができないリスクも肌で感じています。「血圧も脈拍も自宅で測れるのだから」と簡単に言われますが、病院ならば当たり前に行われることも、正しく測定されない、血圧測定器がすぐに入手できず測定できないなど個々の事情で大切な情報が入手できないシーンも多く、身体診察も限られるため、見逃しは確実に増えていると思います。 また、現実としてはやはり医療機関の電子カルテと連動したほうが何かと便利であり、連動しない遠隔診療システムはやがて淘汰されていくように思います。 日本でいえば、電子カルテシステムのシェアを占める富士通が独自のシステムを開発すればそこに置換されていく可能性が高いと思います。あるいは、ソフトバンクのような企業のシステムも電子カルテへの乗り入れが図られればよいと思いますが、そうでないと現場レベルでは不便も多く、最終的にはあまり好まれなくなるかもしれません。
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アストラ製ワクチン、若年層対象の治験中断=オックスフォード大
Reuters
アストラ接種後に7人死亡、英国 当局は継続の方針
共同通信
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
まずクリアにしておきたいのは、このアストラゼネカのワクチンで見られている有害事象はとてもまれな頻度で報告されているということです。また、それらが因果関係のある「副反応」と確定していないという点も前提としてご確認ください。 その上での話ですが、ここで報告されている血栓症、血小板減少症というのはそれぞれで見れば比較的ありふれた病気ですが、感染症などの起因なく「両者が組み合わさって」起こるのは極めてまれです。 この極めてまれな病態がワクチン接種後に見られている確率は、特に若い世代で見た時に自然発生率を超えている可能性が指摘されています。 また、アストラゼネカのワクチンのみで見られているという点も特筆すべきかもしれません。 これらの事実から、まれな事象であることを再度確認していただく必要はあるものの、偶然の産物として受け流すこともできない可能性があり(すなわち稀な副反応である可能性があり)、国際的には慎重に観察が続けられています。 だからこそ、このような報告が行われているのであり、むやみやたらにランダムで偶発的な死亡事例が報告されているわけではありません。 ただ、ここから伝えたいメッセージは、「ワクチンは危険性が高い」ではなく、それぐらい稀なことでもしっかりと捕捉され、慎重に観察が行われているということです。 その上で、世界的な感染による死亡者の数を考えると、依然としてメリットがリスクを上回るのは明白であるものの、こういった有害事象が報告されていないアストラゼネカ以外のオプションがあることを考慮する意見が出るのも自然です。 このような議論から派生して、ドイツなど一部の国で、アストラゼネカ製のワクチンに関しては、明らかにメリットがリスクを上回る高齢者のみに接種を制限する考え方も出てきています。
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