宇都宮 竜司

地域確保困難地域に絞ってライドシェアを解禁するという手っ取り早い方法が取れない背景には相応の利害関係があるのだと想像します。が、田舎でタクシーに乗るのを躊躇ってしまいますね。

仕事で地方都市の駅に降り立つと、目的地まで徒歩30分。歩くには少し遠いけれどバスは本数が少なく時間が合わない。タクシーを使うには割高というシーンに出くわすことがときどきありますが、そんな時にオンデマンドタクシーがワンコインで利用できたら使いやすいですね。 地域住民の方に加えて、車を持たない旅行者や出張者にとっても必要な存在になりそうです。 それはそれとして、早くライドシェアサービスを解禁してほしいとも思いますが。

ユーザー目線で言えば、キャンプ場の選択肢の多さに対して、キャンプサイトを去った後に行く場所の選択肢が少いなあと感じます。大体の場合は近くの旅館の日帰り温泉かスーパー銭湯的なところに行っています。この辺りにまだ市場としての伸び代がありそう。

新しい技術が出てくると当然ルール未整備な中で訴訟も増えますね。訴訟云々にはならないまでも、モラル的にどうかという事案もちらほら。社内外問わず、これはAIを使ってショートカットしたなというのは結構分かりますが、そのことをどう受け止めるかにはかなり幅があるので相手目線で慎重にやったほうがいいと思っています。

越境型の新規事業開発プログラム「INCUBATION Re:gion（インキュベーション・リージョン）」のオンライン説明会の参加者を募集しています！ 高知県で過去3年間開催したプログラムをベースに、NewsPicksのコンテンツやネットワークを取り入れ、全国各地で同時期に開催します。第1期は、福岡県、新潟県、四国（高知県会場）、全国オンラインの4拠点で開催。 変化の激しい時代において、地域の人や企業の可能性を信じ、共に価値を生み出していきたい。そんな思いで立ち上げたプログラムです。 非都市圏の中小企業はもちろん、そうした企業とのネットワークを形成したい都市圏の企業や大企業の方にも参加いただきたいと思っています。ぜひ、まずは説明会にご参加ください。

都会から地方への移住を考えている人が、移住を踏みとどまる理由の多くが仕事の選択肢の少なさ。そして子供の教育環境。 最近はリモートワークで参加できる企業が増えたことで仕事の選択肢は増えてきた印象で、実際に私の周辺でも高知県に住みながら都市圏のIT企業で働いているという人が何人もいます。 一方で教育環境はといえば、基本的には選択肢が住む地域内に限定されるのが現状。その中で、FC今治高等学校や神山まるごと高専のような先進的な学校が地域にできることはとても意味が大きいです。

使い道が明確になると、自分の納税の寄与もイメージしやすく、それが返礼品よりもインセンティブとして働くというのはあり得そう。