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【厳選20校】名門ボーディングスクールに、入学する方法
NewsPicks編集部
黒田 順子フリーランスライター
ボーディングスクールを受験することにしたのは、安定して質の良い教育を5年間継続して受けさせたい、という希望からでした。 転勤が多い父親のために、息子が3年間で経験した転校回数は3回。赴任地が先進国ということは稀で、街にローカル色の強いインター校しかないこともありました。転勤のたびに学校選びで悩まされ、その都度教育が途切れ、一定の質を維持できない。その断絶された部分を親が勉強を教えることで埋めてきたのですが、学年が上がれば私たちの手に負えなくなるのは自明の理。継続して高水準の教育を受けられる学校を求め、母子のみ先行帰国をし、日本の中高一貫校受験に備えようと考え始めていた——ちょうどその時です。 ハーロウ校で日本語教師をされていた松原直美さんに学校を案内していただく機会に恵まれました。ボーディングスクールの骨頂を垣間見た息子は寄宿学校に通いたいと言い出します。 イギリスの教育断ち切って日本の中高一貫校を受験するのではなく、このままイギリスの中高一貫校で教育を継続してはどうだろうかという思いがよぎった瞬間でした。ボーディングスクールが、万人に合う「究極の学校の形」であるとは決して思いません。 しかし実際にいくつもの学校を見学し、校長や寮長から直接お話を伺った経験から、中国、ロシアだけでなく、世界中から志望者が殺到する理由がそこにあると思ったのも事実です。 国境を超え、教育熱心な親たちを魅了するボーディングスクールではどのような教育が施されているのでしょうか? また日本育ちの子供はどのタイミングで入学できるのか、そのためには何が必要なのでしょうか?  今回は進化するボーディングスクールの現在を、スイス、アメリカの最新事情と合わせてお伝えします。
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