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【デジノグラフィ】データを「発見」に変える5つのヒント
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
ビッグデータによるインサイト発見、『デジノグラフィ』の世界に自分で一歩踏み出す方法とマインドセット、活用できるツールについてお話しています。(より具体的なデータソースやツール類は書籍の第1章に。)
https://www.amazon.co.jp/dp/4883355101/
文中で触れている毎週金曜のClubhouse「検索大喜利」はちょうど本日5日17~18時です。挙手した方にお題(質問)を頂いて、その場で僕たちが検索データを必死に分析して何か答えを言う会。先週は太平洋沿いを北上する花粉症検索のウェーブとか、「新生活」関連ワードとか、なぜか離婚届を出すタイミングとかを分析してました。
https://www.joinclubhouse.com/event/PvYbrY0X
デジノグラフィを始めるマインドセットとして大事なことを物凄くざっくり言えば、「荒くても、拙くても、極論間違ってても構わないから自分でデータを分析してみて、それを周りに見せること」。
特に重要なのは、最後の「周りに見せる」です。そこから全ては動き出します。だから、分析している自分も楽しいし、周りに笑って話せるようなネタがいいです。ちなみに僕が最初にした分析が、記事中にも触れたこれ。我ながら良い感じにくだらないです。笑
男と女、どっちがバカか、調べてみたんだ。
https://note.com/takamasa_sakai/n/n2a10264b8eb8
最後に念の為ですが、データ分析する際は
・個人情報、機密情報などの扱いには必ず注意してください。
・Webスクレイピングも抽出した内容自体の公開や、サイト運営を妨げるような負荷をかけることは禁じられています。こちらも十分に注意をしながら行ってください。

【新】「一億総データアナリスト」の時代がやってくる
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
新刊『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』を取材して頂きました。
ビッグデータは確実に民主化されつつあります。皆さんもスマホに溜まっている自分の歩数と行動範囲、子どものSNSの合計時間や時間帯をチェックすることもあるのでは?先月に比べて増えたか減ったか、平日と休日でどのくらい差があるか、勉強してるはずの時間にSNS見てないか。それらも自分や家族の中に蓄積されたビッグデータの分析です。そして、世の中全般のデータを分析できるオープンなツールも広がりつつあります。
もちろん、データはただのデータであり、人間がそれを解釈し、背景を読み解くこと必要です。そしてそれに一番適しているのは、様々な暗黙知を蓄積している現場に身を置く人。そんな方々自身がビッグデータを分析し、新しいアイディアにつながる発見をできるように、というのがこの本を書いた動機です。
NewsPicks同様、インフォグラフィック満載の楽しい本になっております。amazonのページでも内容一部ご覧いただけますので、ぜひ御覧ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4883355101/
熱狂が通り過ぎたあと、音声SNSはどう定着する? Clubhouseで毎日ルームを開いて見えた可能性を2軸で整理してみる
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
Clubhouse がもう過疎ってきてるんじゃないか、という感じもしたのでこんな記事書いてみました。
2月1日から毎日ルームを開いて(@takamasa0708)実感しているのですが、もともとリーチを狙うと言うよりも、少人数でもその場にいる人たちと同じ時を過ごし、同じ体験をすることに価値があるのが音声SNS。むしろ環境が整ってきたのではと。
プロピッカーの皆さんと平日毎朝9時半からニュースの深掘りroom開催中です。単純に話してて楽しいし、皆さんのお話がためになりまくるので、これからも続ける予定です。
また、毎週金曜日17時からはYahoo!の皆さんと検索ビックデータを参加者の皆さんのオーダーで分析する会を実施しています。こちらも毎回発見があり、集合知の新しい形ができてます。
【SNSの罠】「喧嘩上等」が拡散 乱闘やリンチに走る少年たち
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
この記事中では犯罪が増えているという印象を持ちがちですが、犯罪白書の統計全体で見れば未成年の検挙人数は2019年には、ピーク時(83年)の10分の1まで激減しています。記事中にあるような傷害についても4分の1以下に減っています。
面白いのは未成年の犯罪率の激減が2000年代後半以降に加速度的に起こっているということです。これはスマホの普及とも符合します。スマホが非行少年から犯罪を行う暇を奪っている、という側面があるのではないかと思います。昔はよく、ゲームが犯罪につながるとかまことしやかに言われていましたが、少なくともスマホゲームは犯罪を抑制する方向に働いているのではないでしょうか。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/67/nfm/mokuji.html
ちなみに、未成年の検挙人数約2万人に対して70歳以上の高齢者の検挙人員約3万人と1.5倍です。平成30年に逆転しています。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/67/nfm/n67_2_4_7_1_0.html

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