Picks
28フォロー
650フォロワー
高齢化進む「街の電器屋さん」 後継者探し支援…パナが担当者1000人
産経ニュース
永井 隆ジャーナリスト
家の中まで入れてもらえる人は、そう多くはいません。かつては、お酒屋さんの“ご用聞き”が勝手口に入ってましたが、いまはご用聞きはいなくなりました。宅配便は玄関口までで、最近ではロッカーが導入されてきて住人とドライバーとが接する機会は減少していくでしょう。信用金庫の行員さんや、出前のお蕎麦屋さんなどもいますが、そう頻繁ではない(行員さんは転勤でよく人は代わりますし)。 電球一個、電池一個から、家まで持ってきてくれて、例えば電球を交換してくれる「街の電器屋さん」は、寝室や浴室までは入れる数少ない特別な存在です。高齢化社会が進行するなか、生存確認を含めて実は役割は大きくなっていきます。ただし、家電やPCなどの販売やアフターサービスだけでは、どうしても限界があり、若い人にとって魅力あるビジネスとはうつらないのでしょう。 家電以外の外部業者との協力による新規提案は、必要になると思います。 例えばですが、旅行会社とパナショップが組んで地域の高齢者向け旅行を企画したり、健康診断サービスの業者と結びショップで健康チェックを定期的に実施したり、アイディアはいくつもあるはず。地域の生活者と接し、生活者をよく知っているというパナショップの強みを生かしていければ、活路はきっとあります。
522Picks
【独占】ハードウェアを「もう古い」と話す、あなたが「古い」
NewsPicks編集部
永井 隆ジャーナリスト
馬場さんにしても、やはりSAP出身でコンカー社長の三村さんにしても、会社人間ではありません。終身雇用には頼らない。欧米の労働市場に対応できる、技と価値をもった日本人でしょう。160キロを投げられる投手をパナソニックという球団がとるためには、受け入れる処遇はもちろん球団そのものに魅力がなければ、来てはくれません。  一方でパナソニックの優秀な人材も、シリコンバレーなどの海外を含め転職を重ねられるようになれればと。例えば、SAPでもテスラでも大きなポジションに就ければ、成果を上げられずにクビになってもその人の価値は上がります。ヤンキースで先発ローテに入ることが、何勝するのかよりも重要になります。そのためには、パナソニックの場合なら、まずは事業部を超えた人材争奪戦を自由にやらせるべきでしょう。  会社人間として大過なく一社で定年を迎えたいと願う人は、たくさんいます。逆に、自分の可能性を試したいと考える向きも、けっこう増えてきているようにも感じます。例えば、開成高校などでは東大ではなく海外の大学を目指す生徒が、増えていますから。  二つの願いが混在しますが、まずは日本にも労働市場ができればと、思わずにはいられません。
645Picks
NORMAL