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トレンド無視で急成長。導入実績4000社のSchooが貫く"農耕型"経営の信念
滝川 麻衣子Schoo エバンジェリスト
記事中で代表・森の話している「toCが起源である」こと、面白かったり誰かと繋がれたりという学び手本位であることは、まさにSchooの強みです。
法人向けの学習サービスや研修は「学ぶ人とお金を出す人のニーズが違う」と言われます。実際、人事が受けてほしい授業と、個人が実際に自発的に受けている授業は、データを見ればけっこう違っていたりします。
短期的な売り上げを考えれば、人事や経営が「買ってくれる」授業をサービス提供者は作ればいいわけですが、本当に「おとなが学び続ける社会」を実現しようと思うなら、やはり個々人が学び続けられる、ワクワクするコンテンツと場づくりを徹底する必要があると考えています。
これは、創業ビジネスがtoCで、勉強は面白くなければ続かない、を痛感してきたからこその会社としての信念です。
学び分野は短期で大きな利益が出る派手なサービスではありません。けれど、いつでもどこでも誰でもアクセスできるインクルーシブな学びのインフラが、中長期で社会を前進させることを信じて、これからも進んでいきます。
> 法人サービスを始めたきっかけが、to Cサービスのお客様に『会社全体で使いたいから法人向けサービスを始めてほしい』と言われたからだったんです。
Schooには一般の方が最後まで学び続けられるようなコンテンツ制作、学習体験の設計を日々試行錯誤してきた積み重ねがあります。
企業のニーズありきだった法人向け研修サービスのマーケットの中で、学び手本位のプラットフォームであることが競争優位性になっているのです」
【プロ直伝】結局、今、何を学んだらいいのか?
滝川 麻衣子Schoo エバンジェリスト
こちら記事では、課題に対してどう学ぶかのHOWについて、とても有効な手立てが、示されていると思います。一方でもうひとつ、社会人の学び直しに関わる仕事をしていて、よく聞かれるのは「そもそも自分は何を今、学ぶべきか」です。
そもそも何をリスキリングすべきか?について、私のおすすめの方法は「自分を株式会社と考えた時に、どの部門が弱いか」です。
自分がひとり株式会社だったとして、メーン事業は営業コンサルだったり、デザインだったり、会計のプロだったり、編集だったり、さまざまジャンルがあると思います。これがドメインスキルです。
その上で、この会社はPR部門が弱いなとか、デジタル人材が不足してるな、とか、アジアに向けたグローバル部門を作りたいな、などがイメージできると思います。自分のことなので。
会社で考えた時に必要な時点で、自分自身が必要としているジャンルですし、メーン事業(得意分野)との相乗効果も見込めます。
実際に勤務先や日々の仕事では、自分の苦手分野たりない分野は得意な人に任せる‥という人も多いと思いますが、任せるためにも営業であれデジタルであれ法務であれ、自分に少しでも素養があってこそ、話ができますし、分業したことの成果は最大化すると思います。
よかったら一度、お試しください!
【図解】全員に必要。気楽に「リスキリング」する5つの方法
滝川 麻衣子Schoo エバンジェリスト
取材ご協力させていただきました!今の時代に必要なのは間違いないリスキリングですが、最大の課題は、勉強熱心な2割の人ぐらいしかほぼ続かない、ということです。
その時に、何を学ぶかと同時に「どう学ぶか」がものすごく重要と考えています。本文中にも次のようにありますが、他者の存在、学び合いの場のデザインが、リスキリングやおとなが学び続けることの成否を分けることを、確信しています。
>どうすれば少しでも楽しく学べるのか?
その対策の一つの選択肢が、「集団学習(コミュニティ・ラーニング)」だ。
つまり、学生時代のように、仲間と励まし合いながら学ぶのだ。
産業政策的に重要だから、企業の人材戦略として不可欠だから、個人のキャリア戦略にも有効だからー。それぞれは正しいですが、では実際に実装されるには、やっぱり「仲間がいる」「居場所がある」「そもそも楽しい」といった、ワクワクする気持ちや動機が不可欠と思います。
これからどうありたいかの戦略、その結果どうなるかのインセンティブ、そしてワクワクする気持ちがそろった時に、リスキリングの歯車は回り出すのではないでしょうか。
NORMAL
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