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教員試験、6月に前倒し要請 文科省が全国教委へ、民間に対抗
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
これでもなお、民間の就職活動に遅れをとってしまいます。通年採用や学生と通年接点を持てるようにさらに工夫をしていく必要がありますね。
私がいる中教審の部会では、学校/教育インターンシップを大学一年生から実施できるようにしたり、教員採用試験のさらなる前倒しの検討が進んでいますが、制度を変えたり、通達を出しても限界があります。
ここで大事な事は教育委員会が積極的に優秀な人材を採用していくアウトリーチ活動を展開する事でしょう。優秀な人材は取り合いです。
これまで教育委員会は興味を持った人材を選抜することをし続けてきたいので、カルチャーを180°変えていく必要があります。企業の採用チームのようなカルチャーやマインドが大事ですし、人員リソースも割く必要がありますね。
ハーバード卒でも厳しい今年の就職戦線、米労働市場の冷え込み映す
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
米国で就職の状況が厳しくなると、下記の学生が多いです。
①大学院に進学する
②起業する
③Teach For America やAmericorps等のような非営利活動に2‐3関わる
④米国外を選択肢に入れる
いずれにしろ就職に対して柔軟な考え方を持っている印象です。そして、就職戦線が厳しいときに日本のように100社近くを受けるというよりは成長の機会を探して上記の選択肢を検討する人が多いですね。
リーマンショックの時も、Teach For America(教員免許の有無関わらず二年間困難学校で教員をする非営利活動)への応募者が急激に増え、多くのトップスクールの卒業生が二年間の教員経験を通してリーダーシップや課題解決能力を身につけていきました。景気が回復した際に真っ先に採用されたのはこういった経験をしてきている人たちでしたね。
【特別版】ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
ChatGPTを禁止にすると不幸になる人が多いというのは賛同しますね。
佐藤ママの議論を聞いていて感じたのは「食わず嫌い」になっている気がしますね。「ChatGPTを使っている」とおっしゃっていたが、おそらく教育ツールとしては活用していないのではないでしょうか。
自分も当然教育に関わる者としてChatGPTに対しては懸念が先行しましたが、毎日のように活用する習慣をつくる事で教育ユースの可能性がどんどん見えてきます。
テクノロジーツールを禁止にして教育で何かがうまく機能したケースをあまり思いつかないので、今後も教育ユースを考え続けたいと思います。
海外研修後の退職、「会社に費用返せ」は違法の恐れ
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
ずっと問題になっている、社費留学費用の返還問題。
社費留学の場合は留学中の給与については返還義務がなく、学費については卒業後に会社に一定年数戻らないと返還を求める会社が多いです。会社側としては「投資をしているのだから辞めてもらっては困る」という事なんでしょうけど、実際に卒業後に留学の経験を生かせる部署への配属にならない事の方が多い印象がありますね。会社によっては「二年間遊んできたんだから、しっかりと働いてもらわなきゃ」と言って、留学経験が全く生かされない過酷な部署に配属されることもあるとか。
ただし、社費留学制度が定着している会社は卒業後に海外赴任させるケースもあるので、会社の文化の問題な気もします。
アメリカだと年間500万円の覚悟が必要だが…学費が100万円で済むのに教育の質が高い「留学の穴場国」
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
米国の大学は決して安くないですが、Financial Aid はかなりの金額出しています。
ランキング至上主義に走るのではなく、自分にとってベストフィットな環境を探す事が一番。米国の多くの大学は在校生の国籍数等も気にします。アジアからの留学生は中国や韓国が多く、日本からの入学希望者が少ない大学も多い。こういう大学は学費を割り引いてでも日本人に来てほしいと考えているのです。
米国の大学は決して安くないですが、教育の質は高いところでかつ穴場の大学も多いです。日本から挑戦する高校生はこういった大学も狙っていきたいですね。

【図解】「難関を乗り越える子」を育てる科学
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
私がハーバードの教育大学院に通っている時に先生から言われた事を思い出しました。
・大学院では研究に基づいた議論をするが、必ずしも統計的に優位な結果が出ているからと言って一般化できるものではなく、何よりも大事な事は子どもの状況をしっかりと観察し、子どもの状況に適応していくことが大事
・「食える仕事」「食えない仕事」と考えると子どもの内発同期を伸ばす事ができないので、プレッシャーを与えない事。内発的動機があれば、結果として「幸せ」であり、この幸せが食える仕事についているか以上に重要。
・一般的な発達理論はあり(たとえば脳の発育や後頭葉⇒側頭葉⇒頭頂葉⇒前頭葉の順番で発育し、その各機能が司っている身体機能や認知機能がある)、これらを意識することは大事だが、脳や身体の発育の状況も一人一人違うので、要注意。多少の遅れは何ら問題ないので焦るな。
何よりも大事なのがChild Centered であるという事ですね。
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