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【悲報】SATの科目試験がなくなりました - 松田 悠介
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
アメリカの入試改革が進みます。テスト偏重型から脱却する動きが強化されていきますね。
日本からの海外大学受験者はますます不利になります。受験生はふんばりどころですね。
ただし、改悪ではなく、改良されているので、エキサイティングです。
一方、日本ではコロナ禍でどうやって従来型の入試システムを維持しようかに全力を尽くしている。。

【核心】児童手当の「所得制限」は悪なのか
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
高収入の人への手当は制限されるべきかと。結局財源は限られており、高所得世帯への児童手当付与は優先順位が低いのでは。
そもそも児童手当を実施していていも出生率が抜本的に解消するエビデンスがあるわけでもないですし。(個人的には、経済的なイシューより、時間の使い方や夫婦関係の方がクリティカルだと思っています)
また、手当の事で言うのであれば、低所得世帯への給付も現金給付ではなく、現物給付にした方が良いと思いますね。本当に厳しい家庭は厳しく、食事や日用品を購入できないケースもあります。現場で見ていると、家庭によってはパチンコや娯楽に優先的に使用しているケースもあります。現物給付にすれば、ある程度こういった事態を回避できるかと。

【日本の教育】「ブレンデッド・ラーニング」で学びを個別化
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
「ものづくり」で勝てていた工業化社会に適応した工業化教育からの脱却が急務ですね。これまでの与えられた問いに向き合いこれをきちんと解答していく訓練を重ねてきた日本の教育システムは優れた点が多かったわけですが、その成功体験を抜け出せない状況がしんどいです、、
現代世界では、創造的で、自分のアイデアを相手に伝えるコミュニケーション力を持ち、他者と協働することができる人財に価値が置かれている事はよく言われている事。
残念ながら、今の学校ではなかなかそのような技能を育くむ機会は与えられません。仕事で毎日暗記させられていたら、皆さん、どうですか?
また、このような状況では子どもたちの自律や主体性を育む事もできないわけです。学校では生徒の生活は、システム的に分刻みに緊密に管理されています。工場で製品管理しているのと同じ状況。実社会では、自分の時間を自分で管理し、自分が何をすべきか、そしていつそれを行うべきかを自分自身の意思で決定しています。学校での生活は実社会とは異なっていますね。
子どもたちが学校で退屈し、やる気を失ってしまうのは仕方がない事かもしれません。分刻みで何をすべきかの指示を与えられ続けたら、自分でも大人でも相当つらいですよね。
本記事でもあるように、学校では子どもたちが「選択」や「意志決定」をする機会を奪ってきました。子どもたちから学びの主権がない中、子どもたちのやる気を引き出せるはずがありません。
と文句言っていても変わらないので、理想の教育をカタチにしていくしかないですね。今年から本格的に動き始めたいと思います。理想の学校創りに向けて。

【最先端教育】学力偏重から「ホール・チャイルド」へシフト
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
竹村さんの記事はいつも共感しかないので、最高ですね。
学力偏重から脱却できない日本の教育には危機感しかありません。
何が悔しいかって、40年前から、「学力偏重型の教育は限界が来る。詰め込みではなく、子どもたちには社会とつながり、創造的・協働的に教育活動に取り組んでもらう必要がある。」と文部省内では議論があり、まさしくホール・チャイルド教育へのシフトが図られようとしていたのです。
その結果、(一歩目として)生まれたのが、「ゆとり教育」や総合学習の時間だったわけです。
で、学力偏重型から脱却しようとしているわけなので、国際的な学力テストの成績は全体的に落ちるわけで、そこで代替する指標を持たずに「学力が下がった!学力が下がった!」と社会が騒ぎ、脱ゆとり・さらに強い学力偏重型の教育に”リバウンド”してしまったのです。
今回の学習指導要領改訂で相当改善されています。無論、学校現場は改善しないといけない事がたくさんあります。コメントをみても厳しいコメントが多いですね。同時に、皆さん学習指導要領を読んだ事がない方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。是非とも一度手に取ってみてください。今の学校現場が目指している理想を理解し、それに対して文句を言うのではなく、当事者として何ができるのかをしっかりと考え、行動を起こしていきたいですね。
大学生活は戻ってくるか 上智大が来年「原則対面授業」に 他大学は?
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
Yale大学に進学した教え子の話を聞いた。オンライン授業でもオフラインとなんら変わらない授業の質を担保できているとの事。コミットメントが違うな、と感じました。日本では多くの大学が「オンラインで同じ学習効率がが担保できない」という前提に立っており、海外のトップ大学は「いかに実現できるか」を考える。
もちろん、対面で得られるものは多いと思う。実際にYale大学の学生は寮内の人とのつながりが強化されたのとのことだった。
今回のコロナを教育を進化させる機会ととらえるか、いかに「平常運転に戻そう」としているのかによって、教育の質に大きな差が生まれそうです。
Penn accepts 15% of early decision applicants to Class of 2025, a record low
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
COVID-19で留学や海外大学の出願者数が減ると言っていた人たちがいたが、僕の読みの通り増えているわけです。競争率も高くなっています。実際、今年のペンシルバニア大学のEarly Decisionの出願者は6,453人から7,962へと23%増加し、合格率も5%近く下落しているわけです。
また、SATがオプショナルだと言って、日本の受験生は「受験しなくて良い」と思っている人たちが多かったようですが、実態をみてみるとペンシルバニア大学のEDでの合格者の76%はSATを提出しているわけです。
戦略を間違えると勝てませんよ。来年出願の皆さん、注意してくださいね。
塾に頼る必要のない受験生は、しっかりと正しい情報ソースから情報を取りに行きましょうね。塾を探している方は、その塾が「最新」の「正しい」情報を入手できているか、しっかりと見極めていきましょうね。
ちなみに、東京大学合格を目指す受験生が、東京大学専門の鉄力会とニューヨークにある東京大学受験を専門にした予備校、どちらに申し込みますかね。リソースと情報量を考えたら鉄力会でずよね。
以上、現場からでした。
「VR学習」で激変するリモート教育の最前線体験レポート【角川ドワンゴ学園「N高・S高」】
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
もう完全にこれが教育の未来ですね。しかもそこまで遠くない未来。こういった取り組みを真っ向から否定する人もいるが、新しい教育メソッドを導入するためには辛抱も大切だし、実験的思想が求められている。
新しいチャレンジなので、最初からうまくいくはずもない。N高がチャレンジし続けている事が素晴らしいし、必ず理想のVR教育プラットフォームは実現されると思う。
何よりも自分の子どもは、こうやってチャレンジをし続けている大人がいる環境で学んでほしいですね。
個人的には、ビジョンを持ちながらチャレンジし続ける姿勢を子どもたちに見せるのが最高の教育だと思っている。
リクルートの営業マン、起業家、外資系企業の代表取締役…「経験者」が実感を込めて語る“起業に向いていない人”のたったひとつの特徴
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表, 文部科学省中央教育審議会 委員
すんごい共感した一節「弱る精神力をカバーできる「体力」です。どんなにピンチでも、落ち込んでいても、どんどん人に会ってどんどん仕事を回していく必要があります。気持ち的に弱っていても、体を動かせるかどうかが重要です。」
精神力と体力が連携している話。スタンフォードで一番最初に参加したセミナーを思い出しました。そのセミナーは身体作りとパートナーシップに関するセミナーでした。医学的なデータや根拠を示しながら、なぜパートナーシップや身体作りとビジネスパフォーマンスが紐づくのかが語られていました。
Teach For Japan の代表をやっている時は、メンタルと身体が負の連鎖のようにやられていくのを経験しました。結果的に自立神経失調症に。
その教訓から、今はどんだけ忙しくても体力増強に努めている。世界を目指すアスリートが徹底して身体の管理をするように、”ビジネスアスリート”も徹底して管理した方が良いと思う。

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