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コロナワクチン接種 日本、出足の遅れ響く(写真=ロイター)
薬師院 仁志帝塚山学院大学 教授
ワクチンは、注文すればすぐに届くのではない。ヨーロッパでも、供給のペースは遅れ気味だ。こうした中、ドイツのメルケル首相は、21日、欧州とロシアがワクチンで協力することを提案した。ロシアは、すでに欧州医薬品庁(EMA)に対して、「スプートニクV」と名付けた自国製ワクチンの承認申請を行なっている。もちろん、ロシアとドイツはナワリヌイ氏の件などで対立しているが、ワクチン調達に関しては、そんなことを言っていられないということだろう。
ジョンソン首相、3度目の英ロックダウンは夏まで継続も-罰則を強化
薬師院 仁志帝塚山学院大学 教授
イギリスと南アフリカとブラジルでは、ウイルスの変異株の発生によって深刻な事態に陥っている。イギリスの隣国フランスでも、一部の専門家は、イギリス由来の変異株が広まる前にロックダウンする必要性があると訴えている。この変異株は、第一波のときのウイルスとは別物と考えるべきだというわけである。さらに、イーストアングリア大学(イングランド)の研究によると、たとえ英国民全体がワクチンを接種しても、集団免疫の実現には不十分なのではないか……という結果が出されている。
https://fr.news.yahoo.com/covid-19-et-si-taux-eleve-vaccination-ne-permettait-pas-immunite-collective-110612319.html
なお、ジョンソン政権は、罰則だけではなく、陽性者に500ポンドを支給することも検討している。
https://fr.news.yahoo.com/royaume-uni-verse-500-livres-positifs-covid-19-115513950.html
いずれにせよ、イギリス由来の変異株は危険で、甘く見てはいけない。その水際対策で失敗すると、恐ろしいことになる可能性がある。

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