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当事者の声を遮る「論点ずらし」
岩澤 直美株式会社Culmony 代表取締役
発信の方法を外部(その活動や抗議に取り組んでいない人)から一方的に評価されることへの憤りに、意識を向ける必要があると感じています。抗議を通じて理解や共感を「してもらう」ことは、本来当事者の責任ではないと思っています。
一方で、私も教育やコミュニケーションを専門にしてる立場から、人種や女性問題について「こういう伝え方をした方が伝わるし、共感を生むし、効果があるのでは?」と思うこともありますが、発信方法に意識を向ける余裕がある人の立場の視点でことを自分に言い聞かせ、自身の発信に適応させるにとどめています。
「当事者の声に敬意を払い、それを沈黙化させず、『自身の無知』と向き合いながら、寄り添う方法を模索する必要があると思うのです」
日本とカナダ。「どこの人?」と聞かれた僕の答えへの納得感が違った。
岩澤 直美株式会社Culmony 代表取締役
今回は中学校からずっとお世話になっている恩師のダッタ先生にインタビューさせていただきました。インド出身の元日本史の先生です。面白い切り口から日本の歴史について考えさせてくれる授業が大好きでした。
「カナダでは『どちらの人?』 という質問に『バンクーバーだ』という答えは自然なことで、当たり前のように納得してもらえました」。でも、日本で「箕面市です」と答えると…。
「もう日本人ですね」という質問の心理も興味深かったです。
#真ん中の私たち
https://www.huffingtonpost.jp/naomi-iwazawaa/india-japan-canada_a_23552900/
「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人には、議論をする技術が必要だ。
岩澤 直美株式会社Culmony 代表取締役
「議論」と「喧嘩」は別物。例えば政治や社会問題について、私は意見の異なる家族や親友とバチバチ言い合うのですが、それをみている第三者には「喧嘩をしている」とよく心配されるのです。確かに熱が入るときもありますが、直後には一緒に美味しくご飯を食べるーー「ちがう意見=敵」ではなく、「ちがう意見」を認め、リスペクトしているのです。それが、多様性を尊重するということなのだと思います。
少し前に、ハイネケンのCMが素晴らしいと世界で話題になっていました。「意見の異なる相手と、お酒を飲みながら議論をしよう」といった種子のものです。海外では賞賛されていましたが、日本であのCMが流れても、共感できる人はどれだけいたのでしょうか?
http://tabi-labo.com/281487/heineken-ad
過酷な労働を強いられる外国人留学生たち――移民政策を問う前に向き合わなければならないこと / ジャーナリスト・出井康博氏インタビュー - SYNODOS
岩澤 直美株式会社Culmony 代表取締役
非常に読み応えのある記事。
出稼ぎにきた留学生ビザ取得のため、日本語学校などに通います。「学費等の返済のため過酷な労働を余儀なくされている」「実習生の実態とは、日本人の嫌がる単純労働を担うための労働者」とのこと。最低賃金で、どれだけ働いても返せず、国に帰ったり自殺したりするケースも。この状況を知る人が海外で増えれば、日本に出稼ぎに来ようと思う人も減ってくると思います。これでは、出稼ぎも上手くいかず、日本も人手を失ってしまいます。
まずは日本が人手不足を認め、労働ビザを出すようにしないと状況は変わりません。今は「政府は実習生を『日本人の人手不足を補うための存在』とは認めていない」という状況。移民政策、そして外国人労働者受け入れの議論が進むことを願っています。
NORMAL
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