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南北朝鮮首脳、関係改善で合意=親書交換、通信線を復旧
時事通信社
武貞 秀士拓殖大学大学院 客員教授
韓国と北朝鮮は現在のタイミングをとらえて4月以降、南北交流を再開するための準備をしてきた。南北間で緊密な意思疎通が行われていることがわかる。なぜなら(1)文在寅大統領と金正恩総書記が4月以降、何度も親書のやりとりをしてきた。(2)南北の板門店連絡チャンネルと軍当局間の通信線の2つの通信線が同時に復旧している。(3)「通信線復旧が南北関係の改善と発展に肯定的に作用する」ことについて南北が同内容を発表している。 南北双方に対話再開のメリットがあることがわかる。文在寅政権は(1)文在寅政権下で南北対話を再開して革新与党の南北対話推進路線が間違っていないことを明らかにしたい。そうすると来年3月の大統領選挙で与党系候補者は有利になる。(2)日本は日朝首脳会談実現を模索してきた。南北交流を再開して、日本に先を越されることは避けたい。もっとも北朝鮮側が日朝対話再開には消極的だが。(3)バイデン政権は政権発足以降、一貫して米朝対話を模索してきた。文在寅政権は米朝対話が先行することは避けたい。それにバイデン政権は韓国の南北対話再開にお墨付きを与えているので文在寅政権に対話再開の死角はない。 金正恩体制にも南北対話を再開するメリットがある。(1)文在寅政権の南北対話路線に助け船を出す。それは韓国大統領選挙で「南北対話後回し」を主張する保守野党系候補者が当選することを阻止することにつながる。(2)食糧不足と新型コロナウイルス対策の必要から韓国の食糧、医療支援の再開のきっかけをつかみたい。(3)南北対話を具体的に進めることで、バイデン政権と文在寅政権に北朝鮮との対話競争をさせて、バイデン政権の対北朝鮮・対話再開条件を緩和させることががてきるかもしれない。 文在寅政権と金正恩体制はすでに27日からホットラインを通じて具体的な話を開始しているだろう。
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