泉 秀一

2020年の総裁選時（菅さんが首相に）の石破さんへのインタビューが以下記事です。https://newspicks.com/news/5187821/ 政策への是非はさておき、当時から言っている内容はブレていません。経済、財政、日米関係、日中関係への考え方が示されています。 別記事の中で、個人的に印象深く、かつ石破さんをよく表していると思ったのが、日米安保5条（いわゆる防衛義務と呼ばれるもの）について。「日本が戦争状態に巻き込まれた時、アメリカは本当に助けに来ると思うか？」という質問への回答は慎重でした。 条文を読むと、「自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処する」と書いてあるだけで「攻められたら軍を派遣する」とは定めていない。だから、絶対に助けに来るという保証はないと。そうした根本の考えが、アジア版NATOなどにも繋がっています（この記事で安全保障について詳しく語っています。https://newspicks.com/news/6830798） 石破さんの特徴は、曖昧さを許容しないこと。首相になってからも、その姿勢を貫くのか。これまで良くも悪くもファジーにしてきた点を、本気で整理にいくのか。そしてそれが、日本にとってどう働くのかは、全く見通せません。 ーーーー日米安保5条ーーーー 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

不動産はインサイダー取引が禁止されていないので、お得な物件を見つければ業者も買い付けられます。一般ユーザーが見られるポータルサイトには基本的に、「業者が買わなかった」「買い付けて利益を上乗せしている」物件が掲載されることになります。 業者が仲介と売買を兼ねると利益相反が生まれますが（売主は高く売りたいが、業者は安く買いたいため）、それが普通に行われているのも不動産業界の特徴です。不動産は株式と並び資産運用の有力手段として紹介されますが、重要事実を知ると取引できない上場株式とは全く異なる、素人が勝ちにくいマーケットだと理解した方が健全だと、個人的には思います。

こうした視点で東京を考えたことがなかったので、発見の多いとても面白いインタビューでした！

意外に思われるかもしれませんが、パリ現地は大盛況です。 開会式は雨でしたが、期間中はほとんど晴れていてとにかく気分が良い（むしろあの日、不運だったな）。その上、自国がメダルラッシュに沸いていれば、地元が盛り上がるのも納得です。 一方で、五輪は残酷な現実も映し出します。例えば、スタジアムの案内やセキュリティ、売店の店員はほとんど黒人。逆に観客はほぼ白人です。嫌でも経済格差を感じさせられます。 移民排斥をうたう極右政党が急伸する中、移民の黒人の人たちのサポートのもと、白人の観客が、移民の黒人選手を応援している（もちろん白人選手もいるし、黒人の観客もごく一部います）。誰か、何かを責めたいわけでは全くないのですが、この複雑な図式をどう捉えるべきか、全く整理がつきません。

與那覇さんとの対話でとりわけ印象的だったのが、先進国と新興国の話でした。最後のオチまで決まっていて、何度も聞き返したい内容でした。