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テスラが約束する自動運転車、時間との戦い
The Wall Street Journal
スズキ マンジスズキマンジ事務所 代表 (株)デンソー CX
FSDのローンチが、いつできるか?で、直近のTeslaの運命が決まりますね。 (以下、記事中から引用) テスラの株主は、1-3月期(第1四半期)決算に関する来週の電話会議で同社の戦略が明確になることを期待している。ただ、ハードウエアからソフトウエアに軸足を移す動きが実際に進行しているのであれば、テスラは投資家に対し、FSDやロボタクシーに関する最近の説明はこれまで繰り返してきた公約とは違う、ということを納得させる必要がある。  現在目にするのは、テスラ車のドライバーがソーシャルメディア上で語るFSDの最新版についての意見など、エピソードの寄せ集めでしかない。投資家にとって唯一といっていい確かなデータは、増え続ける費用だ。テスラは昨年、成長が鈍化する中でも研究開発費を増やし、値下げで低下する利益率をさらに圧迫した。  テスラがまず着手すべきは、FSDを購入、あるいはサブスクで利用するテスラ車のオーナーの人数を明示することだろう。さらに、自動運転車がドライバーの介入を必要とするまでの平均走行距離やその変化など、FSDの性能に関する指標の定義や開示、目標設定が重要になる。これは投資家のためになるだけではない。規制当局や一般市民にとっても大事になる。  FSDの性能に関する詳細で信頼できる情報開示があって初めて、自動運転を巡り法的責任を負うことについてテスラがいつ検討を始めるかがはっきりしてくるだろう。そして、真の自動運転「ロボタクシー」が実現する道も開けるだろう。テスラの過去の製品発表と実際の生産開始との間には遅れがあったことを考えると、ロボタクシーについて8月に予定する発表は肩透かしに終わる可能性がある。テスラの電動ピックアップトラック「サイバートラック」は製品発表の4年後にようやく生産が始まり、生産台数の引き上げは極めて遅い。  テスラにはモデル3とモデルYで実績があるため、投資家は新たなコンパクトEVの投入計画は期待しやすいかもしれない。自動運転車については、証明すべきことが山積みとなっている。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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